おかたづけホームシアターの
更新履歴を兼ねた
おかたづけ日記

2010年  8月
2010/08/31 <円高効果「DMP-BDT300PP」>


B&Hで購入しました。
費用ですが、本体329.95ドル、日本への送料が73.20ドル、計約400ドル。
1ドル85円ですから約34,000円強、これに日本での消費税が700円ですから約35,000円で入手できました。

DMP-BDT300を選んだ理由は、HDMI端子が二つ付いていて映像とサウンドを分離して出力できるから。
この1点です。
DMP-BDT350にしなかったのは、たんにB&Hで入手できなかったからです。
すでに販売中止でした。
DMP-BDT350との違いはDIGAのHDDに録画した番組のDLNA再生ができないこと。
DLNA対応の新しいDIGAを持っていませんし、要らないかと。

型番の最後のPPはファーム関係のページから推測すると北米向けモデルという意味のようです。
2010/08/30 <円高効果「到着しました」>
木曜の夜に注文し、月曜日到着。
あいかわらず「B&H」すばやいですな。

BD55,BD80の外箱に比べるとプリントがあり、派手になりましたね。
”3D”のロゴが目立ちます。
楽しみです。
2010/08/29 <週末はレンタル三昧>

AVアンプTX-SA805をラックに収納したことでハードウェアも落ち着き、週末はすっかり映画を見る人に。
近くのツタヤさん(上牧店)でDVD5枚で1000円というキャンペーンを実施中。
新作は2枚まで含めてOK,5枚で1000円、ブルーレイ、DVD区別なし、追加1枚200円という内容。
新作2枚と準新作3まいのBD5枚を借りても1000円。
新作2枚を含める前提では、なかなかお得なセット価格。
ただし、ちょっと古くなった新作で7泊8日可能の商品でもレンタル期間は2泊3日になる。
これが唯一の注意点。

この週末は、見た映画に外れはなかったので、ちょっと運が向いてきたかも。
見た映画のあたりはずれで、「運」の向き不向きを決めるのも問題かとは思うが・・・外れに当たるとやはり悲しい。

1本目は「タイタンの戦い」。
これは、外されるのを覚悟の上でレンタルしてみたが、これがなかなか面白かった大当たりの映画。
特撮がかなりあるが、実写部分もかなりあって迫力満点。
ここまで徹底して特撮映画を作ると見る側にも気持ちが伝わってくる。
吹き替えの音声フォーマットはDD5.1ch、英語音声はDTS-HD MAなので、がんばって字幕版で鑑賞した。
中だるみもなく、あっという間にエンドクレジットまで持って行ってくれる作品です。
特に見るに耐えないグロいシーンもないので、ファミリーでの鑑賞も問題ありません。
そこそこ、気色悪いシーンはありますけどね。
写真のパッケージはBD+DVDですね。
ツタヤでもBD+DVDでレンタルしています。


2本目は「ゼロの焦点」
東京、金沢、能登金剛、鶴来を舞台に展開する小説の映画化。
まずまず楽しめましたが、金沢の町の描写が今ひとつですね。
兼六園のことじ灯篭も写りましたが、女優さんと一緒に写っているシーンはなかったですね。
金沢でロケをやっていないのかもそれません。
下の3人の女性が赤いコートを着ている映画のポスター。
これにも、突っ込みたいところがあるのですが・・・、まあ映画を見ていただければおわかりかと。
原作をかなり忠実に映画化した作品です。
そこそこ楽しめました。


週末見た映画で一番はこれ、「しあわせの隠れ場所」です。
この映画、実話のようですね。
身寄りのない黒人青年をひきとり、自分の家族同様に育てる。
という映画ですが、なかなかの感動作品です。
この映画は、ご家族でお楽しみいただける作品だと思います。

この映画、音良いですね。
がんばって英語(DTS-HD MA5.1)+字幕でみました。
激しいアクション映画ではなく、会話中心の人間ドラマです。
それだけに、せりふの後ろで流れる音楽が非常に美しく感じました。
内容は詳しくは書きませんが、おとぷりおすすめの映画です。


以上、週末に3本見ましたが、「タイタンの戦い」と「しあわせの隠れ場所」の2本はおとぷりおすすめ作品です。
そうそう、ツタヤへ返却に行ったとき、「タイタンの戦い」の古い版(リメイクの元)がブルーレイで発売されレンタルされていました。
ありがたいことです。
次の週末にでも見てみることにします。
2010/08/26 <入浴のお供にPSP(お風呂ジャケット付き)>

暑い毎日、いやになる暑さです。
これは、8月3日のあさ、近所の公園の木。
うるさいうるさい蝉たちの抜け殻です。
ここ2,3日は、この蝉たちの声もピークを過ぎ、朝夕はちょっこし、ほんのちょっこし涼しくなってきました。


今日は、ほとんど使っていなかったPSPの使用率を上げるアイテムのご紹介です。
商品名は「PlayStation Portable専用 アクアトーク ゲームプラスPSP」。
PSP用の防水ジャケットです。
お値段はアマゾンで777円です。


これを何に使っているかというと、お風呂のお供です。
風呂の中でゲームをするのではなく、ロケーションフリー機能を使ってお風呂TVとしてつかっています。
ふつう、お風呂の中までTVの電波は入ってきません。
携帯電話で試してみましたが、お風呂ではワンセグもだめでしたね。

そこで使うのが無線LANということになります。
ロケフリは無線LANがOKなら快適にTVをみることができます。
さらに圧巻なのが、PS3のリモートプレイ接続機能。
この機能をつかってPCに保存してあるTVファイルを再生します。
ハイビジョン番組ならロケフリより解像度アップしますので非常にきれいです。
お風呂できれいな画面で番組を見ることができるというのは、ちょっとした贅沢気分に浸れます。

最初心配したのが音声が聞こえるのかということでしたが、まったく問題ありません。
壁から離していてもOKですし、マンションだとユニットバスですので壁が響きます。
PSPを壁につけると、お風呂全体がスピーカーになります。

このジャケットの欠点は、ジャケットを装着したまま電源のON・OFFができないこと。
うちでは、私と子供二人の3人でお風呂TVを使っていますので、3人のリレーの間はPSPの電源はつけっぱなしです。
使い終わったらジャケットから取り外して、電源をOFFして明日のために充電、こんな毎日です。
ここ1ヶ月、PSPはこういう使い方で稼働率大幅UPです。

<円高>
1ドル84円台ですね。
チャンスと思い、昨日USのショップへあるものを注文しました。
到着したら、日記に書きますのでお楽しみを。
2010/08/25 <自作AVラック、TX-SA805のために増築>

現在のアンプ用自作ラック。
TX-SA805が高さ制限のため入らない。
さらに、DV-S858Aiを2台、平積みしてあり、ちとかわいそう。


ということで、上方向へ増築することにしました。
コーナンで木材を購入して作ったラック、実は決して安くない。
棚板は1枚、幅500、奥行き450、厚さ14、これが1300円かかる。
安くないが、自在に機器環境に合わせて作り直しできるところがすばらしい。
これが、増築した現在の姿。
赤い線より上が、増築部分。
1段の高さの選択肢としては80,180,280,380mmとなる。
TX-SA805用に280mmを使って、アンプの上に80mmくらいゆとりがある。
このアンプ、パワーアンプ部の出力トランジスタを放熱するための放熱板がやたら熱くなり、
アンプの天板も、映画を1本見ると手で触ることのできないくらい熱くなる。
無駄なスペースのようで、必要なスペースである。
ついでに、DV-S858Aiも1段ずつ部屋が与えられ喜んでいると思う。

2010/08/24 <DMP-BD80アップデート>



最初にお断り。
BD80のアップデートはAACの音声が出なくなりますのでご注意ください。

8/24付けでV2.4からV2.5になりました。
アップデートしましたが、何も変わっては・・・いや、ちょっと「VIERA CAST」の画面構成が変更になっていますね。
これは、後日写真撮影してご紹介します。
そのときに、AAC音声が出ないことの確認もして見ます。

<SONY New“α”登場!スピード一眼“α55”“α33”>



なんか、面白いデジタルカメラがでました。
従来機種A330との比較表の「型式」欄を見てください。
新製品のA55は「レンズ交換式デジタル一眼カメラ」
”レフ”が抜けていますね。
今回の新製品は一眼レフカメラではなく、一眼カメラです。
でも、ミラーレスではないのです。
ミラーはあるけど動かない、いや、掃除のときのために動かせるようです。
面白いですね。
これで動画をとってみたいですねえ。

2010/08/23 <レンタルBD「Dr.パルナサスの鏡」>



これはなかなか凝った映画ですねえ。
レンタルで済ませましたが、1回目見たときは、この映画の内容のシステムが理解できぬまま進んでしまいました。
そのため、消化不良に陥りこの「いかん、ままでは返却できん」とばかり、ついつい2回目を見ることになってしまいました。

映画「ダークナイト」でジョーカー役のヒースレジャーが「ダークナイト」の撮影終了直後になくなってしまいました。
このとき、撮影中だった映画がこの「Dr.パルナサスの鏡」。
作品の完成が心配されたが、ジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルの3人が鏡の中のヒースレジャーを演じわけめでたく完成となった作品です。

お子様向きではなく、万人向きでもない作品ではあるとは思いますが、何度も繰り返してみることができるのがホームシアターのいいところ。
上記の事情によりヒースレジャーが演じたトニーの顔が変わりますが、それも上手に映画の中に味として溶け込ませてあります。
こんな映画ですが、いかがでしょうか?
2010/08/22 <レンタルDVD「沈まぬ太陽」「ゴールデンスランバー」>

おとぷり超おすすめのDVDを二つ。
面白いうえに怖いシーンやグロいシーンなどがないため家族で見ることができる。
これに尽きます。
ファミリーで見る映画をお探しの方にぴったりです。
ただし、お子様向きではないので小学生以下のお子様は見ても面白くないと思います。
中学生以上ならOKです。
特に解説もいらないと思いますので、写真だけで・・・。(手抜きです)
 
2010/08/18 <ジェーン・モンハイトの声を聞きたくて・・・「SACD/イン・フル・スイング」>

「レジェンド・オブ・ジャズ ショーケース」で艶っぽいヴォーカルを聞かせてくれるジェーン・モンハイトさん。




他のメディアで聞きたくて、色々探してみました。
CDではたくさん出しておられますが、できればBDやSACDで聞きたいと。
BDではショーケース以外は見つかりませんでしたが、SACDでは見つかりました。
「マーク・オコーナー/イン・フル・スイング」です。


マーク・オコーナさんといえば、映画「ミュージック・オブ・ハート」の中で黒いシルクハットをかぶり見事なバイオリンを聞かせてくれた方。
ジャズ・バイオリン、カントリーっぽい音楽を聞かせてくれる方です。

このSACDのなかでジェーン・モンハイトさんがヴォーカルとして参加しています。
曲は次の10曲。
1. イン・フル・スイング(マルチチャンネル)
2. ハニーサックル・ローズ(マルチチャンネル)
3. タイガー・ラグ(マルチチャンネル)
4. ミスティ(マルチチャンネル)
5. ステファン・アンド・ジャンゴ(マルチチャンネル)
6. 魅惑のリズム(マルチチャンネル)
7. 3・フォー・オール(マルチチャンネル)
8. アズ・タイム・ゴーズ・バイ(マルチチャンネル)
9. ライムハウス・ブルース(マルチチャンネル)
10. ワン・ビューティフル・イヴニング(マルチチャンネル)

おすすめは2,4,6,8.
理由はジェーン・モンハイトのヴォーカルが聞けるから。

冗談はさておき、ジェーン・モンハイトのヴォーカルですが良い音で聞くことができます。
「レジェンド・オブ・ジャズ ショーケース」と比較しても遜色ないです。
ヴォーカルというのは不思議なもので、ボリュームを上げて聞くと
さっきは聞こえてこなかった部分が聞こえてくるようでボリュームは上がりがち。
ますます、ジェーン・モンハイトのヴォーカルに惚れてしまいました。

このSACD、この他に大きな特徴があります。
リアスピーカーから盛大に音が出てきます。
残響音だけの消極的な使い方ではありません。
リアスピーカーからバリバリトランペットが聞こえてきます。
こんな経験は初めてです。
うちではTA-DA7000ESで9.0chで聞いていますが、一番後ろのスピーカーからトランペットが響きます。

5.1chをそろえたばかりのころ、意気込んで5.1chのDISKをかけたのに、リアから何も音が出てこず悔しい思いをした経験はありませんか?
5.1chのDISKといっても、リアスピーカーから音が出るのは残響音だけだったり、たまに音がする程度ということが多いです。
この状況下で、このDISKはリアスピーカーががんがん鳴ります。
リアスピーカーのエージングに良いかもしれません。

試聴環境
再生機 DV-S858Ai
音声 DSD 5.1ch
AVアンプ TA-DA7000ES
TA-DA7000ESの設定 iLINK(H.A.T.S.)
スピーカー フロント VICTOR SX-V1
センター DENON SC-C777SA
サラウンド DENON SC-E717
サラウンドバック DENON SC-E717R

2010/08/16 <領布品の金メッキオプション中止のお知らせ>

時代の流れでしょうか?電子部品の入手が困難になってきています。
特に流通量の少ない部品は市場から消えてしまっています。

領布品の金メッキRCAジャックも流通在庫のみで追加生産はない状況でした。
ここへきて、とうとう入手ができなくなりました。
このため、長らく続けておりました金メッキ部品への変更オプションは中止させていただくこととなりました。
2010/08/15 <onkyo TX-SA805を使いこなす「HDMI OUTボタン」>

TX-SA805を使い始めて1週間ほどだが、HDMIはすごく安定している。
TA-DA5300ESで出たような不具合は一切でない。
マランツのSR5003同様に、すごく安定して動作してくれている。
昨日見たBD「アリス・イン・ワンダーランド」ではTX-SA805のボリューム位置は0dB。
当然のように、落ちることなく動作してくれていた。
これで、SR5003の置き換えとして使っていけそうである。

今日のネタは、TX-SA805の初期設定関係。
HDMIの4分配器を使ってプロジェクタをアンプのHDMI出力に接続しないというつなぎ方において
こういう使い方をするとおかしな動作をしますよというお話。
最初に断っておくが、TX-SA805が悪いわけではない。
設定を間違えた場合のお話である。
しかも、HDMI4分配器を使ったとき(非常にレアな使い方をしたとき)のお話である。

その設定とは、「HDMI OUT」という名称のボタン。
取説によると、アンプのHDMI出力に出力機器があるかないかを"Yse/No"で設定する。
この設定は、SR5003、TA-DA3200ES、TA-DA5300ESにはなかった設定。
SONYのアンプにある出力のHDMIに音声を出力するかしないかという設定とは違う。



HDMIモニターを"Yes"にするとアンプのHDMI出力から映像信号が出る。
映像出力機器をAVアンプにHDMI接続する際は"Yes"、しない場合は"No"と設定することになる。


ためしに、映像出力機器(プロジェクタ)をAVアンプにHDMI接続した状態で"No"と設定してみた。
すると、この設定では絵は出なかった。(当然でしょう)


HDMI4分配器を使ったシステムでは映像出力機器をAVアンプにHDMI接続していないので設定は"No"ということになる。
この設定では問題なく動作します。


ためしに HDMI4分配器を使ったシステムで映像出力機器をAVアンプにHDMI接続しない状態で"Yes"と設定してみた。
この設定では音が間欠的に途切れ途切れになりました。
アンプが映像出力機器を探しているのかもしれません。


設定を誤ると、こういうことも起こります。
この設定項目さえ気をつけていれば、いまのところ問題なく安定動作をしてくれています。
TX-SA805、なかなか良いアンプです。
2010/08/14 <onkyo TX-SA805で映画鑑賞、レンタルBD「アリス・イン・ワンダーランド」>



地上からお話はスタートするわけだが、このときの映像が美しくない。
穴へ落ちる直前の屋外での宴の場面は最悪だ。
色のりは悪く、映像の明るさは白飛び交じり。
何だこの画質はと思わせておいて、そこから先はすばらしい映像を見せてくれる。
わざとだったんですね。
超お勧めというわけではありませんが、この映像は自称「映画ファン」ならば見ておく必要があるでしょう。

吹き替え音声で楽しみましたが、英語も吹き替えもDTS-HD MA 5.1ch。
同じフォーマットといっても、吹き替えは手を抜いているのではないのと疑い確認実験。
わたしが一番DTS-MAらしいと感じた場面で比較。
その場面とは、最後の戦いの前にウサギがラッパを「パパパー」と短く吹くシーンがあります。
このラッパの音が非常にすばらしい。
ラッパ音の余韻まで入っています。
この場面を英語と吹き替えで比較視聴。
確かに、同じですね。
吹き替えでも手抜きはしていない様子です。

おまけの「ボーナスコンテンツ」も見逃せませんぞ。
キャラクターたち。
メイキング。
どちらもHD画像で楽しめますぞ。

気が付いた点としては、このディスク新しいレジューム機能が付いていますね。
「アバター」のレジューム機能と同じかどうかは不明ですが・・。

視聴環境は
再生機 DMP-BD80
プロジェクタ VPL-HW10
HDMI分配器 TR-HDMI-104:Mode2最高スペックモード
映像 MPEG-4 AVC (1080/24P)
音声 DTS-HD MA 5.1ch(吹き替え)
AVアンプ(プリアンプ役) TX-SA805
AVアンプ(メインアンプ役) TA-DA7000ES
TA-DA7000ESの設定 MULTI IN
スピーカー フロント VICTOR SX-V1
センター DENON SC-C777SA
サラウンド DENON SC-E717
サラウンドバック DENON SC-E717R



このBD、うちのノートPCで再生できました。
PowerDVD バージョン7.3です。
CPU intel Core2DUO
T7500、2.20GHz
チップセット intel モバイルインテルR PM965 Express
メモリー 内臓 3.2G(4G)
VGAカード 内臓 NVIDIA Quadro FX570M
サウンドカード 内臓 チップセット内蔵+High Definition Audioコーデック
HDD 内臓 240G
OS microsoft Windows(R) XP Professional
再生ソフト Cyber Link PoewrDVD7ハイビジョンシアター
PowerDVD バージョン7.3(Ultra)
SRNunber:DVD090826-05
Display 内臓 15.4型WUXGA(1920×1200)
内臓BDドライブ Panasonic UJ-120-HP

2010/08/13 <シリーズ最高傑作では?、”中村主水”に捧ぐ「必殺仕事人2010」>

遅ればせながら、見ました。
必殺の2時間スペシャルは、中だるみしてしまうのが常でした。
見終わった後に、必殺はやっぱり1時間ドラマが良いねと思わせてくれるのがこれまででした。
今回は違いました。
本当にすばらしいできでした。

ドラマとして放送していた「必殺仕事人2009」の最後の2回(これもすばらしかった)に、勝るとも劣らないできでした。

年1回で良いので、続けていただきたいシリーズです。

再放送があれば、日記に書きたいと思います。
2010/08/12 <安定な上に、かなり良い音を出してくれます、onkyo TX-SA805>



いよいよこれを再生しての評価になります。

題材は10曲目のJane Monheit , John Pizzarelli の They Can't Take That Away From Me です。
まずは、絶対評価ということでTX-SA805で音を出してみます。
TX-SA805はプリ部だけ、メイン部はTA-DA7000ESを使っています。

Jane Monheitの声が、かなり深みのある声になりますねえ。
John Pizzarelliのボーカルが太くなります。
SR5003に比較すると中低音が分厚くなります。
かといって高中低音のバランスが悪くなるのではなく、非常に聞きやすい自然な音になります。

ここまでは、記憶に頼った感想ですが、いよいよおとぷり流の比較視聴実験です。
SR5003 V.S. TX-SA805 のプリ部比較です。
両者HDMIですから、通常の接続だと切り替えるたびに無音状態が数秒発生し、切替前の音を忘れてしいます。
HDMIの一番嫌いなところです。

参考までに通常ですと、次のようになります。


そこで、次のように機器をセットします。
まあ、じつは従来のシステムにTX-SA805を加えただけなのですが。


このつなぎ方の特徴は、AVアンプとプロジェクタをカスケード接続してない点にあります。
二つ上の図「一般的な接続方法」ではAVアンプとプロジェクタをカスケード接続しています。

おとぷり流の比較視聴実験ではHDMIの4分配器を使います。
AVアンプのプリ部の出力は8chのアナログ信号です。
この8chのアナログ信号を手前味噌ですが、マルチチャンネルセレクタCH8-SEL5を使って、
二つのAVアンプを選択しメインアンプとしてのTA-DA7000ESにつなぎます。

この接続だと、二つのAVアンプは常時DMP-BD80のHDMI信号をデコードしています。
プリアウト端子はアナログなのでいくら切り替えようと、絶対に無音状態にはなりません。
マルチチャンネルセレクタCH8-SEL5を切り替えることで、SR5003とTX-SA805のプリ部の音の比較ができます。
アナログの切替ですので「カチッ」という瞬間に切り替わります。
二つのAVアンプの切替を行うと若干音量に差が出てきます。
この音量の差は、比較視聴するのに無いに越したことはありません。
プリ部のAVアンプ自身のボリュームを調整することで音量差をなくすことができます。

この実験システムでSR5003とTX-SA805を切り替えます。
比較すると、アンプの差は歴然と現れます。
SR5003は中音から高音が綺麗な音なのですが、TX-SA805のどっしりとしたバランスの良い聞き易い音に比べると
線が細く、中低域に弱さを感じます。

比較ソースを同じBDのチックコリアに変更します。
この曲は、冒頭チックコリアが左手をピアノの弦にタッチしたまま低域の鍵盤をたたきます。
このときに、結構変わった音がするんですよ。
弦が響くのを、強引に手で打ち消しているのですからおかしな音がしても無理はありません。
この部分の音がSR5003とTX-SA805ではかなり違います。
TX-SA805では低音のピアノの弦の響きが、いろんな音から構成されているのがわかります。
聞きなれた部分なのにはじめて聞く音が混じっていて非常に驚いてしまいました。

弦といえばもう1曲、3曲目のMarcus Miller, George Duke, Lee Ritenour によるSenor Blues。
ベースの音の表現がSR5003とTX-SA805ではかなり違います。
TX-SA805のほうが、圧倒的に豊かです。
S/Nも良いので、ついついボリュームを上げてしまいます。
上げると、さらに音が分厚くなります。
でも、うるさくないんです。

このBDに入っている音が、いかにすばらしいかがわかります。
DolbyTrueHDの実力を初めて聴いたような気がしました。
このDISKは手放せませんね。


TX-SA805ですが、かなり良いですねえ。
良い買い物をしたのではないかと思っています。
ただ、HDMIが変な挙動を示せばそれで終わりですから慎重に評価を続けましょう。
ぬか喜びで終わらないようにしたいですからね。
現在のところ、音という面では、かなり良いと感じました。
2010/08/09 <いまのところ音も絵も安定動作、onkyo TX-SA805>

SONY TA-DA5300ESで、音が途切れる、マルチチャンネルがステレオになるなど不安定動作が見られた。
今度はどうかなと、恐る恐る使い始めた。
まずは、TA-DA5300ESと同様にSR5003の完全な置き換えでセッティング。
入力用のHDMIケーブルとプロジェクタへ行くHDMIケーブルを接続。
アナログ音声出力用ケーブル5本をプリアウト端子へ。

送り出し側としてPS3。
先日、日記にも書いたNAS上のCDデータの再生。
アップサンプリングしていることを表示しています。


次に、PS3でSACDの再生。
PS3はDSDをマルチチャンネルのPCMに変換してアップサンプリング出力する。
DSDをそのまま出力してくれない。
TX-SA805はDSD再生に対応しているらしいのだが、確認できる再生機は持ち合わせてはいない。
SACDのマルチチャンネルもしっかりと認識してくれている。


今のところ、うれしいことにHDMIは安定して動作してくれています。
このまま、安定してくれますように。
あすは、いよいよこいつで試します。


2010/08/08 <AVアンプ買い替え,今度はonkyo TX-SA805に>

AVアンプSR5003の買い替えですが、SONY TA-DA5300ESの次がやってきました。
ONKYOのTX-SA805です。

2007年の製品。
失敗したTA-DA5300ESと同世代のアンプです。
ちょっとリスキーな世代のアンプ、その代わり安いです。
うまく、うちのシステムの中で不具合無く動作してくれますでしょうか?
トピックス SONY MARANTZ ONKYO DENON
2006年 HDMI:1.2a:マルチチャンネルリニアPCM対応 TA-DA3200ES SR3001
SR5001
SR7001
TX-SA604
2007年 HDMI:1.3a:HDオーディオ対応 TA-DA5300ES SR6002
SR7002
TX-SA605
TX-SA705
TX-SA805
TX-NA905
AVC-2808
AVC-3808
AVC-A1HD
2008年 HDMI:1.3a:AVアンプの電源を落としていてもHDMI信号を通す機能が入る
XXリンクという名称でシステムリンクが充実
TA-DA5400ES SR5003
SR6003
TX-SA606X
TX-SA706X
TX-SA806X
TX-NA906X
AVC-2809
AVC-3808A
2009年 HDMI:1.3a:ネットワーク機能、DolbyProLogicIIz搭載 TA-DA5500ES NR1501
SR6004
TX-SA607
TX-SA707
TX-NA807
TX-NA1007
TX-NA5007
AVC-3310
AVC-4310
2010年 HDMI:1.4a 3D映像パススルー出力、オーディオリターン対応 TX-SA608
TX-NA708
TX-NA808
TX-NA1008
TX-NA5008
AVR-3311

到着したところです。
出力は何もつながずに、BD80を繋ぎ、DolbyTrueHD信号の確認だけやってみました。


ボリュームのつまみ周りが青く光ります。
なかなかデザインはよしです。
ただ、AVアンプはデザインよりも使い物になるかです。
おいおい調べていくことにします。

このアンプ、高さがあります。
今使っているラックはホームセンター「コーナン」の材料で作ったもの。
1段の高さが100mmピッチ、これに棚板の厚さ14mmを含んでいる。
2段使いで200mm−14mm=186mm。
この段にこのアンプは入りません。
もちろん、ラックに入らないのはわかっての購入です。
うちのシステムに合格しても、収納方法に問題ありです。
これは、合格してから考えることにします。
とりあえず、実験テーブルの上で色々試してみることにします。
2010/08/07 <いまさらですが、PS3でNASのWAVファイルを再生(アップサンプリングOK)>



このYAMAHAのCDR-HD1500。
HDDを内蔵していて、CDを圧縮無しで蓄えることができる2chステレオのプレーヤー。
生産完了品で、いまだに人気がある商品。
圧縮せずに保存できるところが良いのだと思われる。

代替の商品がなく、中古市場も高値安定の品物。
ずぼらな私も何とか手に入れたいのだが、プレミアム価格なので手が出せない。

そこで、なにか別法でこの便利さだけを入手できないものか考えた。
CDをHDDに保存して、PS3で再生できればそれで良いのでは。
それって、以前からできていることじゃないですか?

そこで、何が必要かを書き出すと、
PS3、これはある。
LAN接続のHDD、NASが1台ある。
CDからWAVファイルを抜き出すPC、PCなら何とかなる。
これだけあればできそうだし、やってみることにした。

CDからWAVファイルを抜き出すソフトはCDexというフリーソフトを利用。
このソフトの説明は、探せば色々出てくるので省略。
ちょっと苦労したところは、曲名の情報をインターネット上のサーバーから取り込むように設定するところ。

PCにCDexをインストールし、CDからWAVファイルを作成。
そのWAVファイルをフォルダごとNASへコピーする。
あとは、PS3からそのNASに接続し再生するだけ。
めっちゃ簡単です。

さらにいいことに、アンプを見るとアップサンプリングしていることがわかります。
HDMIでも光デジタルどちらでもアップサンプリングOKです。

PS3のドライブで再生するときに表示される、アルバム名と演奏者のところがUnknown/Unknownとなるのが今ひとつ。
これは、私のWAVファイルを作成するところで失敗しているんでしょう。
でも、再生音質はなかなかのもの。
便利さ+高音質+出費なし ということでしたので、大満足です。
家の中であれば、PS3さえあれば再生できるので便利です。
うちでは、2箇所にあるPS3で再生して楽しんでいます。


使ったNASはこれ。
バッファローの1TのNAS、LS-CH1.0TL 。
DTCP-IP非対応、著作権で保護されている素材を保存することはできないNAS。
デジタル放送の番組を録画することはできません。
2010/08/05 <AVアンプSR5003の買い替えどうする?>

AVアンプの選択、非常に悩ましいです。
私は新品にはこだわりません。
安けりゃ良しです。
限られた予算内で、できるだけ高い見返りが得られるのはどのアンプでしょうか?
TA-DA5300ESの音は、なかなかのものでした。
でも、HDMI音声がとぎれるなどちょっと不安定でした。
TA-DA5300ESは2007年の製品でHDMI1.3aのHDオーディオ対応。
TA-DA3200ESは2006年の製品でマルチチャンネルのリニアPCMまでの対応。

そうだ、自分用にまとめてみましょうと。(太字は使ったことのある機種)
トピックス SONY MARANTZ ONKYO DENON
2006年 HDMI:1.2a:マルチチャンネルリニアPCM対応 TA-DA3200ES SR3001
SR5001
SR7001
TX-SA604
2007年 HDMI:1.3a:HDオーディオ対応 TA-DA5300ES SR6002
SR7002
TX-SA605
TX-SA705
TX-SA805
TX-NA905
AVC-2808
AVC-3808
AVC-A1HD
2008年 HDMI:1.3a:AVアンプの電源を落としていてもHDMI信号を通す機能が入る
XXリンクという名称でシステムリンクが充実
TA-DA5400ES SR5003
SR6003
TX-SA606X
TX-SA706X
TX-SA806X
TX-NA906X
AVC-2809
AVC-3808A
2009年 HDMI:1.3a:ネットワーク機能、DolbyProLogicIIz搭載 TA-DA5500ES NR1501
SR6004
TX-SA607
TX-SA707
TX-NA807
TX-NA1007
TX-NA5007
AVC-3310
AVC-4310
2010年 HDMI:1.4a 3D映像パススルー出力、オーディオリターン対応 TX-SA608
TX-NA708
TX-NA808
TX-NA1008
TX-NA5008
AVR-3311

ONKYO:NAで始まるモデルはネットワーク対応、SAで始まるモデルはネットワーク非対応。
毎年、1段安いモデルにネットワークを対応させている。
2011年廉価モデルは”TX-NA609”か?

HDMIがこなれてきたとおもわれる2008年モデル以降から選択したいものですが・・・。
2007年モデルは、かなり安いですからねえ。
マニア的には、リスクを伴うHDMI1.3a元年の2007年モデルも魅力ですね。

TX-NA807あたりが手が届くぎりぎりか。
でも、ネットワーク機能は多分使わないやろうからなあ。
2010/08/04 <SACD「カモミールスマイル/藤田恵美」>


あいかわらずの、癒し系サウンドのSACDです。
1曲目の「イマジン」、これがいいですね。

ただ、今回は失敗しました。
このSACD、2chステレオ仕様です。
これまでは、マルチチャンネル仕様で出されていたので、まるで疑いませんでした。
到着したSACDを眺めていると、左下のマークに違和感を覚えました。
マルチチャンネル/ステレオのマークがありません。
どちらかというとマルチチャンネルを選ぶ私としては、非常に残念な仕様です。

でも、事前に2ch仕様とわかっていても購入していたでしょうね。
それだけの魅力が入っていると期待してしまうSACDですからね。
2010/08/03 <AVアンプSR5003の買い替えどうする?>

いったん、買い替えようと動いたものは止まりません。
ただ、現在のSR5003の音質レベルを耳に刻んでおくためにBD「レジェンド・オブ・ジャズ ショーケース」を聞き込んでいます。
このディスクの、音声フォーマットはDolbyTrueHD5.1chです。

お気に入りの曲は、1曲目のTAKE5も良いですし、チックコリアもすばらしいピアノ音を聞かせてくれますが、これらを抑えて、
10曲目のJane Monheit , John Pizzarelli の They Can't Take That Away From Me ですね。
映像を見ると思い出される方も多いかと。
今回のAVアンプの買い替えがらみで、この曲をリファレンスにしていたため30回は聞きましたね。
それでも、この曲は飽きることはありませんです。

この曲の聴き所は時系列に
Jane Monheitのボーカル、John Pizzarelli のギターを弾きながら口でもギターの音まねをし一人二役をこなすあたり、
その後のピアノパート、前半とは異なり低い声のJohn Pizzarelli のボーカル、最後はやはりJane Monheitのボーカルということになります。
4分足らずの曲なのですが、非常に良い音で収録されていますのでボリュームもついつい上げてしまいますね。
視聴したときのボリューム位置は次のようです。
ボリューム位置
SR5003 -18dB
TA-DA7000ES -5dB

SR5003 -18dB(DISKによっては-10dBでも落ちることがわかったため現在常用している位置はこんな数字になっています)
TA-DA7000ES は-5dB。
dBは掛け算が足し算になるので、-23dBですね。

DolbyTrueHD5.1chの良さは、このDISKに収録されているDolbyDigital5.1chの音声トラックを聴けばわかります。
DD5.1chはJane Monheitのボーカルに艶が全くありませんし、ギターの音にも厚みがありません。
SR5003でも、かなりレベルの高い音を聴くことができます。

写真を撮ってみました。
スクリーンショットです。
α330で撮影しました。
ISO1600、Aモード、AFはONです。



視聴環境は
再生機 DMP-BD80
プロジェクタ VPL-HW10
HDMI分配器 TR-HDMI-104:Mode2最高スペックモード
映像 HDMI(1080P)
音声 DolbyTrueHD5.1ch(HDMI)
AVアンプ(プリアンプ役) SR5003
AVアンプ(メインアンプ役) TA-DA7000ES
TA-DA7000ESの設定 MULTI IN
スピーカー フロント VICTOR SX-V1
センター DENON SC-C777SA
サラウンド DENON SC-E717
サラウンドバック DENON SC-E717R


で、買い替えはどうするの?


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