おかたづけホームシアターの
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おかたづけ日記

2017年 8月
2017/08/31 <修理完了:SONY オートリバースカセットデッキTC-K500R>

こわれていたオートリバースの回転ヘッドメカの修理完了写真です。
欠けたワッシャー状のプラ部品に別のプラ部品を瞬間接着剤で止めました。
接着剤で止める前に、スプリングひっかけようのビスを仕込んでおきました。
また、ビスと180°反対側に切れ込みが入っています。
この切れ込みはヘッドのコードをワッシャ―の中に入れるための切れ込みです。
接着前にワッシャ―を切れ込みで広げ、ケーブルを先に通しておきます。


加工前の様子です。
プラ部品が欠けています。
修理は、この上に手持ちのプラ部品を瞬間接着剤で張り付けました。


見事に、オートリバース機構が復活しました。


使ったプラ部品はこれ。
これはラジコン自動車のオイルダンパーと呼ばれている部品のピストン部品です。
あいている穴をオイルが通ります。
穴の数で、ピストンの硬さが決まります。


1mmのドリルで穴を追加工します。
この穴に、直径1.2mmのねじをねじ込みスプリングをひっかけておく突起代わりにします。


瞬間接着剤で元の部品にくっつけます。
この接着強度が今回の修理のポイントになります。
弱ければ、外れて終わりでした。
接着して一晩放置したのち、スプリングをひっかけて完成しました。
2017/08/30 <アナログ選局のFMチューナー導入、Sansui TU-707>

FMアンテナの相手を購入。
購入といっても、ハードオフのジャンク品。
数千円の商品です。
チューナーは在庫豊富ですね。
ハードオフでも、かなりだぶついているようです。
そんなときは、買いですね。

顔と筐体の大きさと重さで選んできたのがこれ。
SansuiのTU-707。
ダイヤルの感触が全てです。
デジタル選局のチューナーは持っているのですが、ダイヤル式が欲しかった。


Sansuiのバッチが決め手でした。


本体裏のアンテナ。
ケーブルTVのアンテナと自分で建てたアンテナを切り替えて比較しています。


2017/08/29 <FMアンテナを立てよう>

FMを聞いてみるかと思いついた。
うちはJCOMというケーブルテレビが入っているマンション。
TVのアンテナでFMを入れてくれている。
これで聞いていたのだが、ときどき音切れする。
不安定なのである。

そこで、自分でアンテナをあげてみるかと思いつき、アンテナを探していた。
ヨドバシでいい商品を見つけた。
FM送信所から近い人向けなのだが、こんな商品。
日本アンテナのAF-1-SP。

アンテナが一本だけなのである。
こんな商品、40年前私が初めてFMレコパルを参考にしてFMアンテナを立てた時にはなかった。
当時は3素子、5素子、7素子と素子数が増えると遠いところでも受信できるが指向性が強くなり設置方向が重要とFMレコパルに書いてあったと思う。
そういう言い方をすれば、これは1素子である。
マンションのベランダでもOKじゃありませんか。
しかも、送料込み、10%ポイント付で1980円。
注目すべきはレビュー数、72件もあります。
いい商品なのでしょう。
FM愛好家も多いのだと思います。
すぐ注文しました。

もう、テンション上がりまくりです。
ドキドキです。
だって、FMアンテナをあげるんですよ。
「マンションだから無理だわ」とあきらめていたFMアンテナ。
この商品だとマンションでも上げることができます。
40年前にFMエアチェックをしていた私にとって、興奮せざるを得ません。

さて、やってきました。
梱包は段ボール箱かと思いきや、長い長いブリスターパックに入っていました。
組み立てると180cm位になるはずです。


設置方法いろいろ。


入っていたものです。
アンテナ線は含まれていませんので、ご注意を。
さあ、40年ぶりにFMアンテナをあげるぞ。

2017/08/27 <アンテナ線の延長に100均グッズ>

ダイソーで入手できる商品です。
アンテナ線を延長できるコネクタ。
商品を見る限り、ナットで締める使い方には使えないようだが。
白い樹脂をカッターなどでとってしまうと使えます。


金メッキ品です。
使ってみましたが、問題ありません。
2017/08/26 <走行中の新幹線、車輪も撮影できるスポット>

走行中の新幹線、見ているだけでも気持ちがいいものです。
ただ、防音のためでしょうか、車両の足元が隠されている場所が多いです。
ダイハツ京都工場横の土手では、車輪まで見ることができます。


しっかりと撮影できています。
2017/08/25 <破損部品発見:SONY カセットデッキTC-K500R>

TC-K500Rですが、カセットテープのメカ部分がごっそり取り外せます。
上に2個、下に2個の計4個のねじで止まっています。
この4個のねじを取り外し、メカ部を取り外しひっくり返します。
下の写真で左がカセットデッキの上部、右が底の方向です。
ケーブルはヘッドにつながっています。
ヘッドを回転させる歯車が欠けていました。
一周が360度ですから1/4くらいの部分がありません。
この欠けた部分は近くのスプリングについていました。
欠けた部分をスプリングから取り外し、欠けた歯車に合わせるとピッタリでした。


白い歯車とかみ合っているのが、欠けてしまった歯車です。
欠けた部分にスプリングの先の丸めた部分が入るので、力がかかるということになります。
この歯車の修復ができれば、このカセットデッキの修理は終わりだと確信しています。
しかし、小さくて力がかかるプラスチック部品の接着。
難しそうです。
瞬間接着剤だと、すぐに取れてしまうでしょう。

SONYはこのリバースメカをかなりの機種で使っているような気がします。
ジャンクで拾ってきますか?


ネットで、プラスチック、接着剤で検索してこんな商品を見つけました。
プラリペアです。
接着剤というより、硬化時間が早いパテという印象。
これの使い方は、他の方に任せるとしてやってみました。
結果からいうと、ダメでした。
すぐに固まってしまって、接着したい部分にこの接着剤をつけることができません。
歯車の部品だけ取り外しができれば、直せる可能性が出てくるのですが、取り外せません。
さあ、困ったぞ。
2017/08/24 <故障内容の確認:SONY カセットデッキTC-K500R>

TC-K500Rの故障内容の確認です。
SHOPでの情報では「電源入りました。テープ回転しませんでした。」です。

電源は投入できました。
このとき、一番右の大きなつまみREC LEVELの赤いランプが点灯しました。
録音状態になっているのかもしれません。

テープを入れ再生ボタンを押しました。
普通に再生します。
音を聞いています。
問題なく再生できています。
早送り、巻き戻しも普通に機能します。
故障してないのか?

リバース再生ボタンを押します。
ガチャン・ガチャン・ガチャン、リバース再生できません。
ここからフォワード再生させます。
再生できなくなりました。

テープを取り外し、ヘッドをチェックします。
角度が異常です。
このヘッド、消去ヘッドと再生ヘッドがセットになっています。
再生方向に合わせ180度回転します。
この回転機能が正常に働かないようです。
2017/08/23 <スカパー、「イマジカBS・映画」がWOWOW傘下に>

10月1日からのお話です。
スカパーのチャンネル「イマジカBS・映画」が名称変更し「シネフィルWOWOW」になります。
これまでの、ちょっと古い映画に加え、ドラマWなどWOWOWで放送の番組も放送されるようです。
料金に変更なし。
実際にどのような番組構成になるのか注目しておきます。
2017/08/22 <次の課題入荷:SONY カセットデッキTC-K500R>

次の課題が入荷しました。
これも、ハードオフで仕入れたものです。

当然ジャンク。
取説、リモコン付きで顔がまずまずきれい、よこのビスを見ても分解歴がなさそうということでお持ち帰り。
店頭での説明は「電源入りました。テープ回転しませんでした。」です。

さてさて、どうなることやら。


2017/08/21 <ジャンク品の修理:YAMAHA CDR-D651 修理完了。>

Bドライブが残っていました。
Bドライブはピックアップが全然使えないわけではありませんでした。
また、ピックアップの型番が全然わかりませんでした。
目で見て、販売店のピックアップの写真と見比べて探してみましたが、似た物すら見つかりませんでした。

そこで、できることはピックアップレンズの掃除。
綿棒で適当ということではなく、拡大鏡を使って丁寧に磨きました。
これくらいしかやることはありません。

このあと、Aドライブが完璧に修理ができたということで、CDR-D651の機能であるCDのコピーをやってみました。
すると、問題なくできるではありませんか。

じゃあ、ということで、オープンリールテープからのダビング再開です。
D651の入力をアナログにして、録音レベルを調節して録音開始。
曲と曲の切れ目にトラックの切れ目ボタンを押すという作業です。
ダビング作業終了。
最後にファイナライズして音楽CD完成です。

CDプレーヤーで再生します。
緊張しましたが、できておりました。

単体のCDレコーダーは初めて使います。
作業性は特に悪いところはありません。

一つ気になっていたことがあります。
トラックとトラックの継ぎ目は再生時は数秒のブランクが入るのか入らないのかです。
ライブものだと、勝手にブランクが入るとアウトです。
再生しましたが、ブランクは入っていませんでした。
OKです。
なかなかいいじゃないですか、CDレコーダーという商品。
2017/08/20 UBP-X800レビュー、その52、「フィガロの結婚」が再生できない件>

根布産業の根布さんにDISKを見ていただきました。
根布さんのところのプレーヤーPanasonic DMP-UB900では問題なく再生できたとのことです。
その際、DISKの情報表示で、「フィガロの結婚」は50P(50Hz)で収録されていることがわかりました。
UB900は50Hz=>60Hz変換をやってくれるようで、問題なく再生できるようです。

うちのプロジェクタは50Hzでも再生できるはずなのですが、X800が50Hz収録ソフトの映像信号を外部に出してくれないようなのです。
このため、再生ボタンを押すと再生をやりかけるのですが、50Hz収録ソフトだということで再生をやめてしまうようです。

せめて、エラーメッセージを出してくれれば、解決までこんなに時間がかからなかったのにと思います。
4KUHD版の「フィガロの結婚」はSONY、UBP-X800では再生できません。
ちなみに、根布さんのところでUB900では再生できました。
ネット上では、XBox one Sで再生できたとありました。
50Hz=>60Hz変換ができる再生機はOKのようですね。
2017/08/12 <ジャンク品の修理:YAMAHA CDR-D651 半分修理完了。>

Aドライブ(CD)のピックアップを交換して、Aドライブは正常に動作するようになりました。
ということで、半分治りました。

CDを認識しないなどのトラブルは、
1:ピックアップのレンズの汚れ>綿棒などで汚れを取る
2:レーザー光が弱くなっている>調節用ボリュームで強度をアップ
3:ピックアップの交換
4:ベルトの劣化>ベルト交換
で何とかなるのでは。
今回の場合、1,2はやってみたが効果なし。
4はベルトは大丈夫
とすれば3しかなかったわけである。

交換部品は何を購入したらいいかは、ピックアップや基板などに書いてある型番が頼り。
型番で検索して、引っかかってくれればラッキー。
CDプレーヤーの型式と修理という言葉で検索してみても、いろいろ情報が得られます。

使っているピックアップは三洋のSF-P101Nということが分かったので調べてみました。
すると、割とメジャーなピックアップのようで、アマゾンで販売していることがわかりました。

すぐに注文して、次の日到着したピックアップがこれ。
2000円くらいでした。

型番はSF-P101N ASSY 16P
レンズがついたピックアップ部だけではなく、金属のフレームと2つのモーターまでついたものです。
こんなものが、簡単に手に入るなんて、ありがたいのですが、本物でしょうか?
怪しさもいっぱいです。

オリジナルと比較しても、基板は一緒ですし、本物なんでしょう。


さて、Aドライブをデッキ本体から取り外したところです。
ここからピックアップ部を取り外すためには、さらに分解が必要なのですが、どうやって分解するのかがわかりませんでした。


まず、トレイを引き出す際に、この歯車を回します。
これで、トレイを出すことができます。


トレイを引き抜いてしまいたいときに、どうしたらよいのかポイントでした。
それが、これ。
トレイ上のレバーを図のようにすること。
これで、トレイを抜きことができます。


トレイを抜き去ると、ゴムベルトが見えます。
ゴムベルトはまだ使えそうでした。


トレイを抜いてしまうと、ピックアップアッシーの交換ができます。
四隅のゴム製品は予備がないので付け替えることになります。


ピックアップの交換をしたら、後は組み戻すだけ。
組みもどして、Aドライブが治ったかのチェックです。

結果ですが、治りませんでした。
状況は一緒。

さあ、困りました。
2000円も出したピックアップ。
なぜ、動作しないのでしょうか?

購入したピックアップと、取り外したピックアップを見比べました。
すると・・・、おや。

ん、


この部分に違いがあります。


拡大してみましょう。
購入したピックアップの基板には半田が盛られています。
取り外した基板には、こんなはんだはありません。


一度分解して、ピックアップを取り出します。
盛られている半田を、半田ごてを使って取りました。
すると、プリント基板のパターンが現れ、半田がこの端子を短絡させていたことがわかりました。
再度、組み立ててチェックします。


お見事、CD再生ができました。


真上から見たところです。


現時点で、CDをプレーヤーとしては使えます。
修理は、半分完了です。
2017/08/11 <ジャンク品の修理:YAMAHA CDR-D651 2日目>

さて、ハードオフで買ってきたCDR-D651の現状把握。
ハードオフでの表記は「A,BドライブともにCDを認識しない」。

Aドライブの調査結果はCDを全く認識しない。
CDをトレイに乗せて再生しようとすると、CDの飲み込み動作はOK。
正常動作はそこからCDをが回転してCDの情報を表示する。
この個体は、CDがないというエラーメッセージ。

Bドライブ(CDR)は、たまにCDを認識し再生もする。
試しに音楽用CDRを入れてみると、NEWDISKと表示されレコードできるそぶりを見せる。
取説を取り出し、外部入力にオープンリースデッキをつなぎ、CDを作ってみることにした。
CDは出来上がり、ファイナライズ動作も完了。
できたCDは、再生できないものだった。

結局、A,Bドライブともにダメなドライブだ。
さてどうするか。

調べてみると、Aドライブのピックアップは見つかった。
アマゾンで販売しているもので、さっそく注文した。
明日来るので、すぐに修理してみます。
2017/08/10 <お盆休み、まずはジャンク品と戯れる>

明日からお盆休みということで、ハードオフでジャンク品を購入してきました。
顔がよくて、取説とリモコンがついていたので大切に使われていたのだろうと思って選んだ品。
YAMAHAのCDレコーダー CDR-D651。
HDDを内蔵できるタイプが出る直前のモデルです。


ジャンクの状態は、「A,BドライブともにCDを認識しない」という品。
なんとかなるのではと持ち帰った。

中を開けたところ。
全体に埃は少なく、使用歴は短いと思われる。


まあ、こんな感じでお盆休みのスタートを切りました。
2017/08/09 UBP-X800レビュー、その51、ソフトウェアアップデートがきたが、肝心の「フィガロの結婚」は・・・残念>

待ってました。
X800のアップデートを。
まあ、こんな感じです。


アップデート完了後、トレイにセットしたディスクはこれ。
購入したのはいいが、X800で再生できずにお蔵入りしていたDISKです。


結果は、NG。
再生できませんでした。

USのSONYサポートに連絡しましたし、ソニーストア大阪へはDISK持参で再生できないことを確認したのに。
ネットで調べると、このDISK発売は2016年12月。
視聴レポートが上がっているので、たぶんPanaのプレーヤーでは再生可能。
さらに見つけたのがXboxOneSでも再生できているようです。
なぜ、UDP-X800では再生できないのでしょうか?

今の気持ちをスタンプで表現しました。

2017/08/08 <オープンリールテープのメンテナンス、巻き直し作業開始>

40年前に使っていたオープンリールテープが見つかった。
ほとんどが7号リール。
これはその一部。


40年前のテープでも、十分使える。
さらに将来にわたって使えるようにと、テープの巻き直し作業に入った。
巻き直し作業というのは、オープンリールテープを再生状態で元のリールに戻す作業。
早送りで保管しておくと、テープのエッジがボロボロになってしまう。

40年前に、自分で再生状態で終了し保管しておいたテープは巻き直してもエッジがきれい。


40年前に、早送りの状態で保管してあったテープは、巻き直してもきれいにならない。
40年前の自分に、「やってくれるなあ」と怒っている自分がいた。
これ、巻き直したあとなんです、うそじゃないです。
2017/08/07 <オールドレコードプレーヤー追加、VICTOR QL-Y3F>

オープンリールデッキは映画を見る部屋とは別の部屋に置いてある。
映画を見る部屋、カッコよく言うと「シアタールーム」には置く場所がないからというのが正しい。

現在、オープンリールデッキを置いてある別の部屋を「控室」という呼び方にしよう。
「控室」にいる機器たちも、いつかは「シアタールーム」へ行きたいだろう。
それには、まだまだ調べなけらばならないことがたくさんある。
たとえば録音性能がそれ。
再生機能ばかり使っていて、録音機能はほとんど使っていない。
再生性能も、3台のうち、どれが一番すぐれているのだろうかという点も重要だ。
とすれば、まだまだ、3台は同じ部屋「控室」にいるのが好ましい。
3台のオープンリールデッキたちは単なる道具ではなく、手がかかる子供たちだからである。

「控室」で調教し、素性がわかった時点でめでたく「シアタールーム」へ移動しよう。
例えて言うなら、イルカショーをやっている水族館。
ここでは、観客席の付いているショウーの大水槽がある。
この水槽とは別に、こことつながっている練習用の水槽を持っている。
十分練習し、調教されたイルカだけが次のステップ大水槽へ行くことができるのである。

イルカはいいとして、レコードプレーヤーである。
オープンリールデッキの音源としてできればレコードプレーヤーを使いたいわけである。
なぜか。
オープンリール全盛のころは、CDなんてなかったわけである。
組み合わせるのなら、同じ世代の機器たちとの組み合わせが一番。
そこまでいうのなら、アンプやスピーカーも1970年代のものが必要だが、いまは1990年代のもので我慢する。
いずれは、スピーカーは30cmウーハーの付いたパイオニアかビクター。
アンプは、40年前に使っていたYAMAHAのUVメーターの付いたCA-X11が欲しい。
YAMAHAのサイトでは、CA-X11の取扱説明書がダウンロードできる。
いやはやびっくりである。


ともかく、レコードをオープンリールデッキで録音するためにレコードプレーヤーが欲しくなり、さっそくハードオフへ。
私の中古品の選び方は、まず顔。
見るだけで、物欲がわんさか湧いてくる顔の持ち主がいい。
顔というのは、かっこいいことと丁寧に使われていただろうと思われることだ。
見たところ汚れているもの、傷がいっぱいあるものはダメ。
逆に、使わなくても、顔がよければほしくなる。

まあ、いろいろ書きたいことはあるが、つかれてきたので買ってきた商品の紹介を急ぐ。
ビクターのQL−Y3Fという商品。
QL−Y44Fという商品はよく見かける。
型番からいうと、それから下のランクの商品だろう。
ターンテーブルはダイレクトドライブモーターで回すので、ベルトはない。
ベルトにこだわるユーザーが多いのも事実。

取扱説明書までついていたので、大切に使われてきた商品だろう。
ダストカバーも年の割に透明度が高く、背中を押してくれた。


ダストカバーを閉めたままレコードをかけることができるフルオートプレーヤー。
上位機種のQL−Y44Fはレコードのサイズまで検知する。
レコードが乗っていないとターンテーブルが回らない。
30cm盤とドーナツ盤を区別することは可能だろうが、当時存在した25cm盤は検知するのだろうかと気になってしまう。
今回購入したQL−Y3Fはレコードのサイズは検知しないので、悩まずに済む。


良いロゴですねえ。


アームはこんな感じ。
好みで使い分ける交換カートリッジを立てておくことができる。


オートで演奏できる機構が壊れているということで、ジャンク扱いで激安だった商品。
使ってみると、壊れていない。
一週間使っているが、正常動作している。


オールドプレーヤーは安心して使えますね。
2017/08/03 <オープンリールデッキTEAC X-10M修理、ここがポイントでした>



2台目のオープンリールデッキですが、修理をしていてここが難しかったところがあります。
切れていたベルトを交換するところですが、新品のベルトをどうやってもとの位置にセットするかがポイントでした。

これが、新品ベルトを装着する直前。
左右の大きなわっかは、中心がキャプスタン軸です。
2本のキャプスタン軸を使う、クローズドデュアルキャプスタンという機構です。
2本のベルトを使います。
一本は最外周にトラック上にセットするベルトで、このベルトのセットは簡単です。
はめ込んで、回しているうちに自然とベストに位置に収まります。
不思議ですね。
適当な位置にセットしても、一番いい位置に移動していってくれます。
このベルトの動きは、ベルト式のレコードプレーヤーのベルト交換でも同じです。
一番いい位置に、自分で収まってくれます。

問題は写真ではたるんでいるように見えるベルトです。
このベルトは延びてたるんでいるわけではありません。
このベルトに、動力源のモーターの軸に取りついたプーリーがはまり込み、キャプスタンプーリーを回転させます。



これがその様子。
X-10Rでは下からベルトを押す構造らしいです。
手前から、プーリーの付いたモーターをセットすることになるわけですが、
その時に、誰かがベルトを下に引っ張っていてくれなければなりません。
指で押しながらというのは隙間と指の太さから無理でした。



そこで、おとぷりさんは考えました。
あとで、切断してもよいゴムひもで引っ張っておく方法です。
輪ゴムを使いました。
輪ゴムを写真のようにセットし、ベルトを下に引っ張っていてもらいます。
こうしている間に、モーターをセットします。
その後に、輪ゴムをはさみで切断して、ピンセットで取り除きました。
お見事。



こんな感じで、楽しみながら修理をしております。
そうこうしているうちに、また1台やってまいりました。

ジャン。
さて問題です、これはなんという機種でしょうか?
ヒントは、メーターが4つついているところですね。
おとぷりさんは、オープンデッキでもマルチチャンネルに挑戦します。






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