おかたづけホームシアターの
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おかたづけ日記

2011年  11月
2011/11/28 <つまらぬものを買ってしまったかも「AQUOSネットチューナー for 光LINK ANIP100-SH/NTTWEST」>

これは、つまらぬものではありませんでした。
HDDをつなげて録画まではしていませんが、地上波だけでなくBS,CSつき。
BCASカードも付いてきます。(当然ですが)
しっかりしたリモコンも付いてきます。
あと、HDMIケーブル、アンテナケーブル(1本)、LANケーブルまで付いてこの値段。

PS3のトルネでみるときは、映像が出るまで結構かかりますが、これは数秒と早いです。
うちでは、リビングにおいてPC用の液晶モニターを接続しました。
これで、ちょっと番組がかぶったときや、データ放送の天気予報などの表示に使っています。

NTTXさんで、また復活しています。
とりあえず、買っておいても損はないと思います。
7980円ですからね。お買い得です。

2011/11/27 <ツタやさん12月のBDレンタル開始タイトル>

ツタヤさんでは旧作のBDをレンタル開始してくれています。
旧作のレンタル開始日はセルのリリース日とはあまり関係がないのでチェックしていると良い作品に出会えます。

12月のレンタル開始タイトルの例です。
私が借りそうなタイトルを並べてみました。






邦画もあるのがうれしいですね。




2011/11/24 <おかたづけ日記のごみ置き場>

先日の日記で、SHM-CD[村治佳織/プレイズ・バッハ]の感想で

録音自体は、先日ご紹介しました新譜「プレリュード」に比べちょっと劣りますね。
と書きましたが、訂正します。
新譜「プレリュード」と同様で優秀な録音です。
11月はずっとこのCDをお目覚めの音楽として聞いてきましたが、間違いありません。
S/Nのよい状態で収録されています。

http://www.universal-music.co.jp/classics/kaori_muraji/uccd1223bach/index.html
で試聴可能です。
2011/11/23 <見てきました「HMZ-T1」>

京都のヨドバシカメラでかぶってきました。
デモ用を1台置いてあり、店員さんが一人常駐していました。
名札にソニーマーケットなんちゃらかんたらとあったので、ヨドバシカメラの方ではなくソニーから来ている方でしょう。

第一印象ですが、解像度が気になりました。
ヘッドマウントだと1,280×720でもフルHDのように見えるのかという期待もありましたが・・・。
ハイビジョンじゃないですね。
きれいなDVDというかんじです。
流れていた動画は、「グリーン・ホーネット」です。
たまたま最近見ましたが、BDは非常に高画質で収録されている作品です。
解像度の印象はスクリーンで見る1,280×720と同じですね。
あと、見え方ですがちょっと覗き込んだ感じになりますね。
目の前にスクリーンが広がるというのではありません。

3Dに見え方は非常に良い感じです。
お手軽に3Dが導入できる装置でですね。
2011/11/22 <Dualプロジェクタでの3Dシステム:プレ実験4>

スクリーンをどうするか。
これが一番難しいです。

スクリーンとして使えそうな素材を、ネットで探したりリアルショップで探したり。
かなり苦戦しています。
スクリーン決定まではまだまだでしょう。

現状の中間報告。

これが、集めた布地と偏光メガネ。
デュアルプロジェクタ用のスクリーンとして使うためには、偏光メガネによってクロストークがどれだけ抑えられるのものになるのかがポイントです。
現在は、スクリーンとして布地を使うということで動いています。

左の白い布地は、エナメル。
これは全くだめでした。
全反射光を偏光メガネで落とせる程度で、右レンズ左レンズで光量は変わりません。

上にチラッと見えているのは、ビニール製の遮光カーテン。
コーナンで100x200のサイズ2枚組で1000円です。
これはあとで紹介しますが、クロストークはすくないです。
安くていいのですが、折りたたんで販売しているので、折り線が取れないのが大問題です。

メガネの下にあるのが、これもコーナンに置いてある布製の遮光カーテンの裏地。
お店で見て、手で触って、折れ目ものばせば取れるということなのでこれで決まりかと購入したもの。
ところが、投影してみると、全くだめ。
クロストークどころか、右レンズ左レンズで光量は変わりません。
正直ショックでした。
お店でものを見て、手にとって、これはいけると判断し購入した布が全く偏光特性を示さず使えなかったわけです。


これが、ビニール製の遮光カーテンをスクリーンにしたときの特性。
一応、左目は光を通す、右は通さないという特性になっています。
ただ、これで使えるかというと、まだまだですね。
黒がもっと黒くならないとだけですね。


11/17の日記で、円偏光レンズの回転方向の依存性はないと書きましたが、間違っていました。
下の写真と上の写真のレンズ(黒いほう)を良く見てください。
上は黒、下は濃い紫色ですね。
回転方向も気をつけなければいけません。

2011/11/21 <3Dデジカメ、どっちがいいか>

値段のこなれてきたFUJI FX-3D W3と12月米国発売のLUMIX 3D1
コストをとるならW3、動画をとるなら3D1か?


2011/11/17 <Dualプロジェクタでの3Dシステム:プレ実験3>

光偏光の原理はよくわかりませんが、とにかく必要なのはどうしたらデュアルプロジェクタの3Dシステムが出来上がるかということ。
そこで、いろいろ試してこれだというのを探しました。

使った道具は映画館用偏光めがね2セット。
プロジェクタ(HD33)1台。
スクリーンとしてアルミコーティング生地少々。




ということで、左目用フィルタを装着したプロジェクタAは右目用。
右目用フィルタを装着したプロジェクタBは左目用ということになります、なるはずです。



2011/11/14 <つまらぬものを買ってしまったかも「AQUOSネットチューナー for 光LINK ANIP100-SH/NTTWEST」>

いるのかいらないのかわからないが、注文してしまった。
地デジ、BS、CSテレビチューナ+USBHDDへの録画+ネット視聴+アクトビラ
いろいろついて7980円、送料無料。
安いことは安いが、どれも中途半端かもしれない。
つまらないものを買ってしまったかも。
2011/11/10 <Dualプロジェクタでの3Dシステム:プレ実験2>

世の中にはすごい人がいるもので、デュアルプロジェクタはモノリス・シアターさんが教科書になりますね。
めっちゃ参考にさせてもらっています。
最新の記事には、プロジェクタから出ている光はすでに偏光がかかっているものもあると。

うちでも、早速SONYとOPTOMAのプロジェクタを調べてみました。
直線偏光板を通してスクリーンを見ます。
そのままの状態で、直線偏光板を回転させます。
OPTOMA HD33は何の変化もありません。
SONY VPL-HW10は回転と連動し妙にカラーバランスが崩れます。
どうやらSONY VPL-HW10は円偏光がかかっているようです。

今度は、映画館でもらえる3Dメガネをプロジェクタとスクリーンの間においてみました。
メガネの正面はプロジェクタに向いています。
そのときの画像がこれ。

こちらがOPTOMA HD33。
メガネレンズはグレーです。


こちらはSONY VPL-HW10。
メガネの左右のレンズを良く見ると色がついていますね。
プロジェクタから素直な光が出ているわけではないということになります。


この実験から何が言えるのかは、これから良く考えてみることにします。
ほんまのところ、偏光という現象自体、理解していないんですわ。
2011/11/09 <Dualプロジェクタでの3Dシステム:プレ実験>

簡単な実験を開始しています。
用意したのは、偏光板(直線)、映画館でもらえる3Dメガネ(円偏光)、クリップオンタイプの偏光めがね、スクリーン生地候補のサンプル生地

直線偏光と円偏光の違いですが、透過光の変化だけで見る限り大きな違いはなさそうです。
そこで、第一の直線偏光板をプロジェクタ(HD33)に45度の角度で取り付けスクリーンに投影。
目の前で第2の偏光板をまわすと、明るくなったり暗くなったりするわけです。

通常使っているOSのマットスクリーンはまったく偏光板の回転に反応なし。
スクリーンの下端にあるプラスチック部分で反射して返ってくるプロジェクタの直接反射光は100%遮断できます。
アルミコーティングカーテンも試しました。
透過する際は、マットスクリーンよりも明るくなります。(ゲインが高いということだと思います)
遮断する際も光を通します。
薄暗くなるという表現が良いと思います。
クロストークにつながるレベルです。
ただ、偏光板の回転にきっちり反応してくれるので、使えるかもしれません。
プレ実験では、はぎれをつるしただけ。
ピンと張ればもっと良い結果がでるかもしれません。

いまはA4サイズの布でやりましたが、小さすぎますね。
ちょっとした実験でも、スクリーン生地は1m角くらいは必要ですね。
2011/11/07 <OPTOMA HD33 レビュー(Dualプロジェクタでの3Dシステム:構想編)>

プロジェクタ2台を使った3Dシステム関連です。
調べてみると、いろんな情報がありますね。
光学的なところが知恵を絞らないといけないところのようです。


最初の壁が、プロジェクタの明るさでした。
SONYのVPL-HW10を2台で試す予定でした。
HW10は暗いですが、コスト優先だとこちらでした。
VPL-HW10の中古と新品のHD33ではHW10のほうが安かったからです。
検討中に、HD33は3D-XLの機能を持っていることがわかり、HD33で試すほうが安い、しかも明るさ問題も解決できますと。

2番目にぶつかった壁が、HD33へ変更したことで発生した問題です。
「レンズシフトのないプロジェクタで、2段積み投影ができるのか?」ということでした。
プロジェクタ2台で投影した画像がそこそこ一致しなければいけないのではと。
レンズシフトが付いているプロジェクタでしたら、多分いけると思いますが、HD33にはありません。
そこで、HD33の独自機能「Vイメージシフト」を使えば何とかなるのではと。
この機能は、100インチスクリーンで上下それぞれ6cmシフトできます。
2段に水平に設置した状態で、上段、下段それぞれ−6cm、+6cmシフトさせます。
プロジェクタ2台のレンズ中心距離を12cm以内に抑えることができれば、
スクリーン上で画像を合致させることができるのではと考えています。

プレーヤーをどうするかも問題です。
2台のプロジェクタへ信号を送るための2系統への分配器が必要です。
これはHDMIの4分配器を使うか、HDMIの出力を2系統持つBDプレーヤーを使えるのではと思っています。
信号ソースはBDプレーヤーを用います。
2系統出力のBDプレーヤーと2台のHD33でできれば非常に安くつきます。(スクリーンは別でっせ)

スクリーンは、問題山積みです。
何を用いればよいのか。
2011/11/05 <OPTOMA HD33 レビュー(3D->2D変換機能)>

HD33独自の「3D->2D変換機能」はこんなことをするのに使えるんです。

プロジェクタ2台で3Dを表示する方法( 円偏光方式を採用している3Dシステム[RealD]に近い3Dシステム)が可能になります。

3D-XLのOutput ModeでDUAL1080P、L、Rというのがあります。
3D-XLを2台、プロジェクタを2台使って3D投影する方法です。
HD33を2台使う際は3D-XLは必要ありませんということになるわけです。

3D-XLが2台いらない(HD33が3D-XLと同等の機能を持っているため)と言うのは、非常においしいことです。
3D実験(2台のプロジェクタを使う円偏光方式の3Dシステム)をやることに対し敷居が低くなります。
やってみたいですねえ。
2011/11/04 <OPTOMA HD33 レビュー(3D->2D変換機能)>

HD33独自のお役立ち機能というのは3D->2D変換機能。
ピントをはずしています・・・、ご勘弁を。

3D->2D変換機能ならPanasonicのBDプレーヤーについていますけどという方、
それは2D->3D変換機能ですね。
2D画面にちょっと擬似的に3Dのように見せかける機能です。

それでは、HD33についている3D->2D変換機能とはなにか。
3Dの素材を2Dにする機能で、たとえばPanasonicのキャンペーンでもらった3Dアバター。
これを2Dで見たいのだけれども・・・という願いを聞いてくれる機能です。
3DのおまけでもらえるDISKは3D専用が多いですね。
そんなときに使う機能です。

ただ、この機能は実はもう一ひねりできる機能です。
それは、「3D->2D」の設定パラメータを見ていただければわかるかと。

パラメータは3D、L、R の3つ。
画面ではわかりにくいですが、Rを選択中です。
右上にFULLHDとありますが、画面は3D特有の2重画面にはなっていません。
3DのR画像だけを再生しています。


パラメータは3D、L、R の3つ。
画面ではわかりにくいですが、Lを選択中です。
3DのL画像だけを再生しています。


パラメータは3D、L、R の3つ。
画面ではわかりにくいですが、3Dを選択中です。
3Dの画像を再生しています。
2重画像になっているのがお分かりかと思います。


ここまでくれば、この機能、何に使えるのかはおわかりですね。
ヒントは、この機能は3D-XLにもついている機能です。
2011/11/03 <OPTOMA HD33 レビュー(レンズシフトはないけれど)>

今日からは、HD33ならではの優れ機能のご紹介。
まずは、「Vイメージシフト機能」。
これは、投射映像をスクリーンに対して上下に移動させることのできる機能。
それならレンズシフトを使えば良いじゃないかと。
ところがHD33にはレンズシフト機能がないのである。
その代わりといっちゃーなんだが、上下方向だけではあるもののレンズシフトのように使える。
レンズシフトにくらべ調整量は少ないが、最後の微調整がめっちゃ楽。
この機能は、本当に便利です。

デフォルト値0に対して±50の範囲で設定できる。
拙宅の100型(インチ)スクリーンで物差しを当てシフト量を測定してみた。
大体、±6cm。
プロジェクタの足を調整してスクリーンに合わせるよりもずっと楽。
しかも、プロジェクタを傾けて調整すると上端下端でピントが外れるので、これは邪道。
マニア的調整の鉄則は、まずはプロジェクタを水準器などを使って水平に調整設置する。
その状態で投射し、像がスクリーンに合わなければプロジェクタの高さを再調整する。
プロジェクタの足はプロジェクタの水平設置調整の際に用いるだけで留めるべし。

こうやって調整すると、意外に大変。
そこで、像がスクリーンに合わない範囲が6cm以内ならば、この優れ機能「Vイメージシフト」を使うと便利。
この「Vイメージシフト」は調整しても画像に歪みなどの副作用がないのでお勧め。
次項目の台形補正とはぜんぜん異なる調整方法。
台形補正は仕事でのプレゼンテーションで制約の多い設置場所で効果を発揮するものであって、
少しでもきれいな映像で見たい映画鑑賞の際には使うべきではない機能だと思っています。

HD33がどうやってこの「Vイメージシフト」を実現しているのかはわかりません。
勝手な想像だが、HD33で使用している表示素子DMDのV方向の解像度は1080よりも多いのではないだろうかと。
このように想像する根拠は、Vイメージシフトで実現される像の移動量±6cm。
設定は±50だから設定1あたり0.12mm。
100型スクリーンの縦方向は122cm。
122cmで1080本だから1本あたり0.12mm。
要するに、シフトの設定値はちょうど走査線1本に相当するわけである。
もし、この勝手な想像が当たっていれば、HD33のDMD素子の垂直解像度は約1200本。
1920x1200という数字はかつて存在した解像度なので、当たっていても不思議ではない。
1920x1200の素子を1920x1080の解像度で使い、あまった部分を調整用としてユーザーに解放したことになる。
さらに、本当にそうであれば、この画面の移動方法はレンズシフトと同じで裏目はない。
HD33ユーザーの皆さん、設置調整に「Vイメージシフト」をどんどん使いましょう。

ちなみにHD33と同様にレンズシフトのないEPSONのET-TW6000にはこの「Vイメージシフト」はありません。
その逆に、ET-TW6000に付いている2画面機能はHD33にはありませんです。


あすは、もっとマニアックなHD33独自機能をご紹介します。
2011/11/02 <朝のお目覚めに「主よ、人の望みの喜びよ」 SHM-CD[村治佳織/プレイズ・バッハ]>

2008年発売のCDです。
初回限定版のみでのSHM-CD仕様です。

このCD,曲構成は前半がオーケストラとの競演、後半がギターソロになります。
私てきにはギターソロが良いですね。
「主よ、人の望みの喜びよ」は何度聴いてもすばらしい演奏だと思います。

録音自体は、先日ご紹介しました新譜「プレリュード」に比べちょっと劣りますね。
ギターの音が前に出てきません。
SHM-CDでこれですから、ソースが悪いとしか思えません。
この点は非常に残念です。

http://www.universal-music.co.jp/classics/kaori_muraji/uccd1223bach/index.html
で試聴可能です。




2011/11/01 <OPTOMA HD33 レビュー(クロストーク特性は完璧)>

調べる前からわかっていたことですが、3DにおけるDLPプロジェクタの最大のメリットはクロストーク。
画像の上から順次書き換えていく液晶では、明るいままでクロストークゼロは原理上マネのできない特性です。
SONYが240Hz、EPSONが480Hzとクロストークゼロを目指しますが、
書き換えている間シャッターを両目ともに閉じなければならないので、その分暗くなってしまうんです。
シャッター開口時間はDLPを100%とすると、SONY240Hzで50%、EPSON480Hzで75%となります。

右目シャッターを通した画像。
見事にフィルタリングされています。


これが左目画像です。


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