おかたづけホームシアターの
更新履歴を兼ねた
おかたづけ日記

2009年 7月
2009/07/29 <最後のHD DVDプレーヤー「HD-XA2」を試す、「フレームレート設定」>

「HD-XA2」の取説に書かれているこのフレームレートに関しする記述
「フレームレート」 の「自動」は、ディスクを自動判別する将来の機能です。
現在市販されているHD DVDソフトは、24Hzと60Hzの出力を自動で切り換えるための情報が書かれていないため、
設定しても判別はできません。
この設定は、将来、対応のソフトが出たときに有効です。


「この設定は、将来、対応のソフトが出たとき有効です」
とあります。
対応ソフトは出ているのでしょうか?
このバージョンアップ2.8は2008/01/16付け。
ということは、対応ソフトは少なくとも2008年以降発売のソフトということになります。

少ないですが、うちにあるソフトを試して(自動設定で24pになるかどうか)みました。
「トランスフォーマー」は未対応。
よくみると2007年発売でした。

2008年発売のUK版「つぐない」も未対応。

これでは、対応ソフトの存在は期待薄ですね。
ないと思っていたほうが良さそうです。

それでは、対応ソフトがない現状をふまえ、「HD-XA2」と24p対応のプロジェクタとの組み合わせでは、
使いこなしとして「HD-XA2」のフレームレート設定をどうしておくべきか?
判断状況をまとめると、こうなります。
フレームレート設定 利点 欠点
「自動」 ビデオ収録素材再生時カクカクならない 映画再生時24fpsにならない
「1080p/24Hz」 映画再生時24fpsになる ビデオ収録素材再生時カクカクなる

結局、フレームレート設定は「自動」と「1080p/24Hz」とありますが、実質「1080p/60Hz」と「1080p/24Hz」です。

ビデオ素材を持っていなければ、問題なく1080p/24Hz設定です。
そうでなければ、好みですね。
うちでは、ビデオ素材が結構多いので「自動」設定にしておきます。
2009/07/27 <最後のHD DVDプレーヤー「HD-XA2」を試す>

最近、相場が崩れだしたHD DVDプレーヤーです。
「HD-XA2」、発売当初は10万円以上して手が出せず、同時発売の廉価版HD-XF2を購入していたという経緯があります。

「HD-XA2」導入の目的はVPL-HW10との組み合わせで実現する1080p/24fps。
もう、HD DVDプレーヤーでこれを可能にする機種はこの機種しかありません。
もちろん、deep color対応です。
あと、おまけとして「HDオーディオビットストリーム出力」
これも、この機種しかありません。

さっそく、このVPL-HW10とHD-XA2をHDMIで接続し試しました。
間にAVアンプ(TA-DA3200ES)を挟まなかったのは、まずは良い結果を早く欲しいということからです。
これまでの経験からTA-DA3200ESを間に挟むと、黒浮きが発生するなど良くわからないことが起こるため、
ややこしくなりそうな組み合わせは後回しにしました。
まずは、シンプルな接続からです。

結果ですが、OKです。
この写真のように、VPL-HW10の表示で1080p/24fpsを確認できました。
ただ、設定にHD DVDならではの癖があります。
これについては後ほど触れるとして・・・。


まずは、セッティング。
本体を箱から取り出し、電源ケーブル、HDMI、音声ケーブルとして光ケーブルを接続します。
設置場所は床。
シアター床に設置です。
棚は空いていません。

電源を入れると、中央に青いランプが灯ります。
この青の照明は、なかなかきれいです。


起動は、HD-XA1,HD-XF2と同様に遅いです。
別途正確な起動時間を測定してみます。
少なくとも、早くなったなという感じはありません。

筐体はずっしりと重く、奥行きがあります。
天板表面はヘアーライン加工。
なかなか高級感があります。
この中央ににHD DVDのロゴ。
シールではありません。
彫りこみです。
最近は、このような贅沢な仕上げはお目にかかれません。
同時発売のHD-XF2とはえらい違いです。
HD-XF2の天板、側板は、ただの板金加工+塗装です。

側板も分厚い材料を使ってあり、安物くささはありません。
ただ、写真に撮るとこの高級感が全く伝わらないので非常に損な本体デザインだと思います。


バージョン情報ですが、最新バージョンは4.0.
このHD DVDプレーヤーですが、過去にいくつか重要なバージョンアップが実施されています。
バージョン 日付 内容
2.5 2007/09/27 1080p/24F出力対応・RGB出力幅切替
2.7 2007/11/16 HDオーディオビットストリーム出力
2.8 2008/01/16 1080p/24F出力固定と24p/60p自動切換えを選択

懐かしい画面ですね。
HD-XF2でさんざんお世話になった設定メニュー画面です。

さっそく、1080p24fps用の設定をして見ます。
映像設定>解像度設定は「〜1080p/24Hz」です。
これは、問題なくこれで決まりです。


問題なのが映像設定>フレームレート。
選択肢として「自動」と「1080p/24Hz」のふたつがあります。


まずは1080p/24Hzで設定し、HD DVD「つぐない」を再生しました。
すると、VPL-HW10の表示は24pを示しています。
VPL-HW10の表示の補足説明です。
シリアルNo.の右は空欄になっていますが、私が消したためで実際は表示されています。
その下にNo.14とありますが、これは画面の表示周波数のメモリー番号です。
1080/24pはNo.14ですが、下へ行くと1080/60pはNo.12であることがわかります。
これはVPL-HW10取扱説明書のP72,73の「プリセット信号一覧」にあります。


この設定でふつうの映画DVDを再生してみました。
タイトルは「ラストエンペラー」
このときVPL-HW10の表示は24pを示していますが、画面の動きはカクカクでぎこちないです。
そこで、フレームレートを「自動」に設定しなおします。
すると、動きは滑らかになりました。

この設定で、こんどはまた「つぐない」を再生しました。
問題なく再生しますが、VPL-HW10の表示は60pです。
フレームレートを「自動」に設定した状態では24p表示ができないことを示しています。


さらに、「バリーマニロウ」のLIVEもののHD DVDで試しました。
このHD DVDは1080i収録です。
フレームレートを「自動」に設定した状態では1080p/60Hzで滑らかに再生されます。
フレームレートを「1080p/24Hz」に設定した状態では、カクカク再生になります。


ここで、フレームレートに関し取説を読みました。
取説といっても、バージョンアップ(2.8)のときのpdfです。
すると、ここにこうあります。

「フレームレート」 の「自動」は、ディスクを自動判別する将来の機能です。
現在市販されているHD DVDソフトは、24Hzと60Hzの出力を自動で切り換えるための情報が書かれていないため、
設定しても判別はできません。
この設定は、将来、対応のソフトが出たときに有効です。


とあります。
ようするに、フレームレートの設定は強制24fpsまたは自動検出のふたつで、自動検出に対応するにはDISKの対応が必要で現時点で対応しているDISKはない。
ということです。
「つぐない」はそこそこ新しいDISKです。
これでも対応していないのですから、・・・・どうなんでしょうか?
色々試してみることにします。

さて、これは「つぐない」です。
この映画、映像が非常に綺麗で内容も良いです。
風景の描写、室内の装飾などが凝っているので大画面向きの作品です。
映画としては、文芸作品に分類されると思います。

2009/07/25 <おかたづけ日記のゴミ置き場>

今日はツタヤさんが旧作準新作レンタル半額の日。
せっかくだから、会社帰りによって見ました。
BDを2枚借りて、半額だから300円でおつりがくる・・・・・予定でした。

ツタヤのカウンターで借りていたBDをまずは返却して、新規で2枚借りました。
いつもならさっさとレジを打ってくれるのですが、今日はレジの手を止め電話をかけに行ってしまいました。
何か手違いでもあったのかなと待つこと30秒ほど。
電話を切った店員さんがカウンター越しに「BDは半額の対象ではありませんので」と。
続けて、「今回返却分は店員が間違えて半額にしてしまったようです。」と。

半額で借りたのは1回や2回ではありませんが、とにかく「阪急茨木店ではBDは半額の対象ではない」ということらしいです。
謹んで、訂正しておくことにします。
2009/07/24 <HD DVDもいよいよ1080P24FPS対応へ>



HD DVD映画のパッケージを見ると、1080Pと書いてありますね。
ということで、プロジェクタが1080Pに対応しているので最後の投資(良く使うフレーズですが・・)。
HD DVDのアポロ13をみるために、HD-XA2を入手しました。
DVDOのEDGEの選択もあったのですが、HD-XA2のほうが安かったので・・・・。

発射直後のロケットの切り離しの際見える”美しい地球”、このシーンを見るための投資です。
2009/07/23 <レンタルBD「フェイク」>



画質、音質ともに良好。
1997年製作、12年前の映画には見えません。

ブルーレイ2層。
音はリニアPCM5.1ch収録です。
でも、私は吹き替えで見ますのでドルビーデジタルですが。

ニューヨークのマフィアの映画です。
家族で見るには向きません。
詳しくは言いませんが、ERでもここまでは見せないだろうというシーンが1箇所あります。
気の弱い子は無理です。

ジョニーディップが良い意味で格好良い映画です。
作品としても良く練られたストーリーで渋い佳作映画だと思います。

この映画、ニューヨークとフロリダが舞台です。
フロリダのシーンは明るく音楽も陽気で楽しくなります。
この映画をTVでみると、TVの中がフロリダになります。
大画面スクリーンで見ると部屋中がフロリダになります。(笑)

ツタヤさんでBDをレンタルしていますが、新作、準新作以外はまだまだ借り手がないというのが現状ですね。
ブルーレイはレンタルのケースも青色です。


さて、映画にはスポンサーがつき物で、この映画ではSONYの商品に遭遇します。
「バンテージポイント」や「カジノロワイヤル」などは新製品発表会の様相でしたが、
この映画は昭和の商品を見せてくれます。

これは、良くある風景のようで、ビデオテープをよく見ると、


ベータです。


ジョニーディップの横はレトロなテレビです。
リモコンはありません。
トリニトロンカラーですね。


寄ってみましょう。
二つ見えているのはチャンネルです。
若い人は知らないでしょうけど、手でまわすんです。
上がVHFのチャンネル(日本だと1−12)、下がUHFのチャンネル(日本だと13−62)です。
右上の小さな二つの丸は部屋の明るさに応じてTVの画面の明るさを変えるしくみのセンサーの受光部です。
ここで、部屋の明るさを検知します。

下に3つ並んでいる○ボタン。
このうち一番右が電源と音量です。
引っ張ると電源ON,押し込むと電源OFFです。
右に回すと音量が大きくなり、左に回すと音量を絞ることができます。
真ん中は先ほど紹介した部屋の明るさに応じて画面明るさを変える機能をON/OFFするスイッチ。
これも引っ張る/押し込むでON/OFF、まわすと画面の明るさが変わります。
要するに、部屋の明るさに寄らず画面の明るさを設定したいときにはOFF,
部屋の明るさに応じて設定したいときにはONにしておきます。
最後の左つまみですが、コントラストでしょうか?記憶が不鮮明です。
チャンネル類の右に長方形の蓋が見えますが、これをあけると調節つまみが出てきます。
当時のカラーTVは色の濃さや色の調節専用のつまみが付いていたんですね。
昭和です。


レトロなカメラです。
フィルムの1眼レフです。


寄ってみましょう。
mnoltaのSRT-101です。


マフィアの中ボスの名前が、「ソニーレッド」や「ソニーブラック」というのも妙に気になっていたのですが・・・。
映画としては、すごくまともな良い映画です。
2009/07/22 <おかたづけ日記のゴミ置き場>
PS3はゲームもできる。
たまには、ゲームでもするかと「ウィニングイレブン2008」を中古で購入。
いろいろ問題があるゲームらしく、ブックオフで1000円前後で入手できます。

で、このゲームで何ができるのか。
1:PS3はゲームもできることを体験
2:ゲームのオンラインアップデートを体験できる。

まあ、なんということはないのですが、画面はきれいです。
ファミコンのサッカーゲームとは全然違いますね。







ところで、PS3のゲーム用のコントローラの誤動作がまた出始めました。
症状は映画を見ているときに勝手にチャプターを飛ばしてくれます。
修理も考えましたが、もう良いです。
多分、持病ですね。

息子が教えてくれました。
コントローラーの電源を切れば良いと。
なるほど、コントローラーの電源をきれば、この症状は回避できます。
ちなみに、BDコントローラではこの症状は見られません。

<スーパーライブ 平原綾香 2009、雨雲が・・・・>

放送時間は夜中の23:25から24:54までの90分。
夜遅いので、お年よりは最後まで起きている事ができませんでした。

11:25 番組開始。
電波状態は良好であることを目視で確認。
問題ありません。
夜、12時を回ったところで就寝。

雨の音で起きる。
ものすごい豪雨です。
時計を見ると、12:45。
まずい。
TVをつけましたが、案の定、乱れる程度の電波状態ではありません。
電波が来ていないという表示。
あきらめて寝ました。

朝起きて確認しました。
最後の10分間(新曲ドヴォルザーク「新世界」)が録画がまともにできていません。
残念です。
2009/07/21 <今夜の天気予報は「所により大雨」・・・・今夜だけは雨雲はやめて>

正直、すごくやばくなってきました。
2009/07/20 <VPL-HW10、HDMI接続の準備>

購入から一月経過。
BDプレーヤーとVPL-HW10との接続はコンポーネント。
ランプ使用時間は54時間。
特に不満もないが、あまり好きではないインターフェースHDMIで接続してみようと思い立ちHDMIケーブルを探しに日本橋へ。

長さはコンポーネントケーブルと同じ5m。
HDMIケーブルはいろいろありますが、予算は1万円以下。
結局買ったのが、予算内ということでこれ。
SONYのDLC-HD50HF


これ、見てお分かりのようにフラットケーブルです。
しなやかに曲がる・・・・・はずだったんですが、結構こしがあってふにゃふにゃではありません。
ちょっと誤算。(買うときにはパッケージの中を見るだけ、触れないんですもの、しょうがないです)


信号に方向性があるようです。
意味がわかりませんが。


接続したところです。


2009/07/19 <BS hi『ハイビジョン特集 ワンダーワンダー』>

昨夜、NHK総合でシャル・ウィ・ダンスで知られているバレリーナ草刈民代さんの引退までを追いかけた特集番組が放送されました。
綺麗ですね、この方。
再放送と、関連番組の放送があります。





2009/07/18 <BShi7月21日放送スーパーライブ 平原綾香 2009 〜Path of Independence〜>

雨雲が出ませんように。
この季節(梅雨の終わり)のBSの場合、いちばんの心配事です。


<おかたづけ日記のゴミ置き場>

VPL-HW10のコンポーネントに1080Pを入力してみました。
表示できない周波数ですと蹴られました。
コンポーネント端子は仕様どおりということを確認しました。

US版BD[WALL-E]を見ていました。
メニューにBD-LIVEへの入り口があったので入ってみましたが、お宅のロケーションには対応していないと門前払いを食らいました。
国産WALL-EならOKなのでしょうか?
今度レンタルしてみます。
おまけに収録されている短編アニメ、超お奨めです。
ご覧になっていない方、もったいないお化けが出ますよ。
この、2本です。
■「マジシャン・プレスト」 短編アニメーション
■「バーニー」 オリジナル短編アニメーション
2009/07/17 <エンドクレジットで流れる曲が聴けるBD LIVE「グラントリノ」>

Amazon.UKから届いたBD「GRANTORINO」です。
収録データ
VIDEO VC1約30Mbps
AUDIO
1:英語 DolbyTrueHD 5.1(約1.5Mbps)
2:英語 DolbyDigital 5.1(640kbps)
3:日本語 DolbyDigital 5.1(640kbps)


DISKはこのようなデザイン。
1枚組です。


メニューも日本語です。
BD-LIVEへ入ってみましょう。


ワーナーに登録することになるようです。


登録が終わると、動画が始まります。
音声は日本語です。


BD-LIVEのコンテンツの中で用意ができているのはこのメディアセンターだけですね。
SHOPもありますが、準備中ということです。


トレイラーを見ることができます。
ダウンロードしなければなりませんが、うちのADSLではちとつらいです。
光だとサクサク動くのでしょうね。




おすすめがグラントリノのビデオクリップ。
エンドロールで流れていた曲です。
うたっているのはジェイミー・カラムさんです。
ビリージョエルのような声の持ち主です。


2009/07/14 <Panasonic BDプレーヤー DMP-BD55 アップデート2.0>

1.5からスタートして6回目のアップデートです。
アップデートの内容はBDの再生可能性の向上ですね。
うちでも早速アップデートすることにします。
2009/07/13 <HD DVDプレーヤーでピクチャー・イン・ピクチャー「トランスフォーマー」>



HD DVDのトランスフォーマーを中古屋さんで1000円でおつりがくる料金で手に入れた。
早速、鑑賞。
以前、DVDで鑑賞済みの作品。
映像がDVDとの比較ではかなり良い。
変身シーンも細部まで良く見えるので、なかなか楽しめた。
上映時間がちょっと長いのが玉に瑕。

今日の再生環境。
再生機 HD-XA1
プロジェクタ VPL-HW10
映像 コンポーネント信号(1080i)
音声 dts5.0ch
AVアンプ TA-DA7000ES
TA-DA7000ESの設定) 光入力
スピーカー フロント VICTOR SX-V1
センター DENON SC-C777SA
サラウンド DENON SC-E717
サラウンドバック DENON SC-E717R

さて、このHD DVDをHD-XA1で再生する際、こんな画面が現れた。
初めて見る画面である。


なにやらダウンロードしにいっている画面。
そこで、DISKについていた説明書を見ると、WEBに繋ぐと別のことができるようだ。

ひょっとしてファームのアップデートでしか使ったことのないHD-XA1のネットワーク端子が、いよいよ活躍できるのかと・・・・。
そこで、HD DVDのTOPメニューからWEB ENABLED FEATURESへ。
こんな画面になる。


ここで、さらにダウンロードすると・・・・
こんなことができるようになりました。
映画の本編をみながら、場面場面でロケーション情報や、登場人物の解説がポップアップで現れます。


ロボットの対決シーンでは、ロボットの解説も映画に合わせて出てきます。
これは、「マンマ・ミーア」や「チェンジリング」で楽しめたピクチャー・イン・ピクチャーと同じですね。
まさか、HD-XA1でピクチャー・イン・ピクチャーを楽しめるとは思いませんでした。


HD-XA1でWEBに接続する際、実はちょっと苦労している。
かなり前に日記にも書いたが、HD-XA1はオンラインでファームのアップデートができず、CDを使ってアップデートしていた。
今回も、最初はWEBに接続できなかったが、「トランスフォーマー」の解説をしっかり読んでみた。
すると、HD-XA1のネットワークに関する設定を説明してある部分があった。
DNSをONにしてくださいと。
うちでは、ここはOFFにしてあったのでONに変更した。
すると、いとも簡単にサーバーにつながったのである。
私にとっては、ちょっとした盲点でした。
2009/07/12 <7インチ3管プロジェクタとVPL-HW10の明るさ比較>

このような照度計を入手しました。
CUSTOM社のLUXMETER、型番がLX-1330。
測定器としてレンタル会社が扱っているまともな商品です。
お金を出せば、校正もしてくれます。

使い方は簡単。
赤い電源ボタンを押せば数値はすぐに表示してくれます。
表示の単位はLUX(ルクス)1種類。
測定レンジは4段階。
最大値が20000ルクス、2000ルクス、200ルクス、20ルクスです。
レンジ設定は自動ではないので、RANGE ボタンをおして明るさにあわせます。
例えば400ルクスの明るさを測定する際は、2000ルクスにあわせることになります。

あとはピークホールドボタン、
ボタンを押したときからの最大値を保持して表示してくれます。

さて、これで何をするのかというと、VPL-HW10の定期的な明るさの測定です。
ランプの寿命を知るのに役に立つかなということで購入してみました。
適当な時間ごとにスクリーンの明るさを測定してみることにします。

照度計というのは、例えば机の上に白い光を受ける部分を上に向け、
適切な明るさの照明の下での環境かどうかを判断する際に使ったりするものです。
読書をする際の明るさとか、細かい作業をする際の明るさとかですね。

この照度計をスクリーンの測定したい位置に、受光部(白いところ)をプロジェクタ側に向けて測定することになります。
測定ポイントはまずはど真ん中1箇所です。
この図で言うと、Aにあたります。


プロジェクタで何を投影させるのかも、かなり考えが必要なポイントです。
全面真っ白にしたいと考えています。
そこで、テストチャートを探しました。
けれど、意外に前白のチャートがありません。
やっと見つけたのが、ドルビーデジタルのデモDISKの中から1枚のテストチャート。
White FieldというTEST信号です。


これで、投影する信号が決まりましたので早速試してみました。
ストップウォッチでプロジェクタの電源ONからの経過時間をみながら、適当なタイミングで測定です。
10分という測定時間を選択しました。

まずは、VPL-HW10。場所はAです。
VPL-HW10の設定は購入時の通りの初期設定値
画質モードはダイナミックです。
電源ONからの
経過時間(分)
照度計の読値
(ルクス)
2 262
3 259
4 258
5 261
7 260
10 260
水銀ランプということなので、ゆっくり明るくなる水銀灯を連想し、
時間がたつにつれ徐々に明るさが増してくるのかと思いきや、ほとんど変化がありません。
優秀ですね。

つぎに、7インチの3管プロジェクタ。
電源ONからの
経過時間(分)
照度計の読値
(ルクス)
2 45
3 46
4 48
5 47
7 47
10 47

予想通り、VPL-HW10の初期設定値と比較すると暗いですね。
明るさの推移は、こちらも時間がたつにつれ明るくなることはなさそうです。
点灯さえすれば、すぐに使っても良いと思います。

さて、今度はスクリーン上で9箇所を測定し分布を見てみましょう。
VPL-HW10の設定は購入時の通りの初期設定値
画質モードはダイナミックです。
表記はこのように、スクリーンを直視した時の配置で行ってみます。
 C   D   E 
 @  A  B
 F  G  H

209 240 204
209 261 218
182 238 190

つぎに、7インチの3管プロジェクタ。
16 32 19
21 47 27
19 48 27
目で見るより、斑(ムラ)になっていることがわかります。
ど真ん中のAが明るさが最大。
4隅がやはり低いですね。
3管ではCの位置が最小値16ルクス。
中心Cの47ルクスを100%とすると16ルクスは34%。
VPL-HW10で同じことをやってみると
Fの位置が最小値182ルクス。
中心Cの261ルクスを100%とすると182ルクスは70%。
数字だけ見ると3管はすごく悪そうですが、これまでずっと見てきていますがぜんぜん気になりません。

さて、最後にVPL-HW10の画質調整で明るさがどう変わるかです。
比較する設定は、初期設定のダイナミック・スタンダード・シネマの3つと私が勝手に設定したシネマ+ランプ低の計4つ。
点灯から5分後の明るさ
ダイナミック 261
スタンダード 240
シネマ 217
シネマ+ランプ低 144

常時使っている条件は「シネマ+ランプ低」です。
これは、ダイナミックから見ると約半分の明るさです。
それでも、7インチの3管よりはかなり明るいです。

目で見ていても、この数字は出てきませんから照度計というのは、便利なものです。
2009/07/06 <おかたづけ日記のゴミ置き場>

息子と見ている映画で、お奨めの映画に出会えたのでご紹介。
「バンク・ジョブ」
あらすじはほかのサイトに任せるとして、舞台は1971年のロンドン、
強盗団が銀行の貸し金庫を襲う。
奪ったものは、金、宝石、それより価値があったのは英国王室関連の写真だった。

とにかく、行きつけのツタヤさんで20本ほどの在庫量にもかかわらず
4,5週間はずっと貸し出し中で、やっと先週末に借りることにできたDVDだ。
市販のBDはあるようだが、ツタヤさんではおいていないのでDVDを借りました。


<レンタルDVDの「ツタヤさん」太っ腹、BDも半額DAYの対象に>

リアルショップのツタヤさん。
主に利用するのは、阪急茨木店。
毎週のように、週末には準新作、旧作を半額で貸してくれる。
これまでは、BDは半額DAYの対象外。
ところが、このたびBDも半額デイの対象になった。

BDの通常のレンタル料金は2泊3日の新作で420円、1週間の準新作で330円、1週間の旧作で270円。
DVDと同一の料金だと思います。
これが、週末に行くと1週間の準新作で165円、1週間の旧作で135円ということになる。
とりあえず、借りてきたのが準新作の「ワールド・オブ・ライズ」と旧作の「ダイ・ハード4.0」。
これで、レンタル料金は300円である。
BDはまだまだ貸し出す人が少ないので、DVDが出払っていてもBDなら在庫ありの場合が多い。
これを機会に、BDの再生機が売れると良いのですが。

なお、ツタヤさんはお店によって料金や準新作、旧作の分類など異なりますので注意が必要です。

とりあえず、借りて鑑賞。
何度も見そうならば、購入というスタイルですね。
「007慰めの報酬」は良かったな。
買っても良いと思っています。
2009/07/05 <レンタルBlu-Ray「007慰めの報酬」>


今回の情報はあくまでもレンタル版での情報です。
ツタヤさんで借りてきました。
新作料金、2泊3日で420円。
日本語音声で鑑賞。
アクションは前作より上回っていますね。
DISK情報
映像 AVC 約30Mbps
音声 英語 DTS HD-MA5.1ch 約5Mbps
日本語 DTS5.1ch 768kbps

レンタル版だからでしょうか?
「地球が静止する日」と「オーストラリア」の予告編が収録されていました。
「地球が静止する日」の画質は並でしたが、驚いたのは「オーストラリア」の画質。
二コールキッドマンが綺麗でした。
「オーストラリア」は欲しくなりました。

今日の再生環境。
再生機 DMP-BD55
プロジェクタ VPL-HW10
画質設定メニュー>シネマブラックプロ>ランプコントロール:低
画質設定メニュー>画質モード:シネマ
映像 コンポーネント信号(1080i)
音声 日本語 dts5.0ch
AVアンプ TA-DA7000ES
TA-DA7000ESの設定) MULTI IN
スピーカー フロント VICTOR SX-V1
センター DENON SC-C777SA
サラウンド DENON SC-E717
サラウンドバック DENON SC-E717R

さて、このDISK、実はもうひとつ予告編が入っています。
トム・クルーズ主演のワルキューレ。
これがその予告編の最後の画面です。


この予告編は、国内用のBDプレーヤーでは見ることができません。
PanasonicのDMP-BD55、BD80などで見ることができます。
BD55,BD80の設定画面、メニューの言語設定を日本のコードを入れるのではなく、ENGLISHを選択しておきます。
こうして、BDを再生すると予告編の再生が始まります。
「ワルキューレ」「地球が静止する日」「オーストラリア」という順序です。
ただし、米国仕様の予告編ですから字幕は入っていません。
BD55,BD80の設定画面、メニューの言語設定を日本にしておくと見ることができません。
ユニバーサルのBDだと、プレーヤーの設定とは無関係に再生の最初に使用言語を聞いてきますね。

レンタルBlu-Ray「007慰めの報酬」をPowerDVD7.3で再生を試みましたが、再生できませんでした。


<おかたづけ日記のゴミ置き場>

日本で発売の「007慰めの報酬」は日本専用ではなく、ワールドワイドで通用するDISKということですね。
でも、海外で入手できる「007慰めの報酬」で日本語音声、字幕ありの情報は見当たりませんね。
なぜなのでしょうか?
日本で国内用にわざわざ作ったとしか考えられませんね。

POWERDVD7.3での再生ができない件ですが、画面に出てきたサイトで次のパッチファイルに誘導されました。
http://update.cyberlink.com/ftpdload/patch/PowerDVD/DVD090217-02/CyberLink.5105_TaRe42_DVD090217-02.exe
最初から、いやな予感がしたのですが、パッチを当てる前に復元のポイントを作成しました。
パッチを当てたところ、パッチのインストールが完了しません。
エラーで終わりです。
パッチは現在のPOWERDVDを削除してから開始するので、もう後の祭り。
快調に動作していたPOWERDVD7.3ですが、起動しません。
復元ポイントへ戻しても復旧せず。
結局POWERDVDを再インストール。
元に戻っただけで、「007慰めの報酬」は再生できません。
POWERDVDのアップデート困りものです。
2009/07/03 <VPL-HW10、スクリーンの正面で映画を見たい>



うちのようにプロジェクタを床置き設置してある場合、スクリーンの真正面にプロジェクタを置くことになる。
映画を見る際には一番良いポジション。
スクリーンの正面に席を取ろうと思うと、プロジェクタの後しかない。
ところが、プロジェクタの後だと、ちと遠すぎる。
そうなるとこの場合ベストポジションはプロジェクタの脇になる。
3管プロジェクタは目玉が3つあるために、約1m弱の幅も取ってしまう。

昨日気づいたのだが、VPL-HW10のような単眼だとスクリーンのかなり正面に席を取ることができる。
早速、椅子を正面近くに移動し映画を見てみた。
いつもはスクリーン再度からの鑑賞だが、やはり正面は良い。
10年近くサイドからの鑑賞だったために、かなりの衝撃だ。
天吊りも含めて天井近くに設置することを考えねば。
2009/07/02 <VPL-HW10、調整開始>

これまで、電源スイッチ以外は触っていなかった。
HD DVDやBlu-rayのソフトを再生したときの解像感に酔いしれていました。
これだけでも十分でしたので、まずはデフォルト設定で楽しんでいました。
10日経ちましたので、調整項目を触っていく際に必要な軸足(デフォルト画像)は取れたと思います。

デフォルト画像で一番気になっていたのが、画面が明るすぎることと色が派手過ぎること。
うちの3管プロジェクタの明るさはVPL-HW10ほど明るくありません。
どのくらい暗いのかは、半分とか1/10とか言いたいのですが、定量的なものはわかりません。
ただ、真っ暗にしないと映像がはっきり見えません。
VPL-HW10は真っ暗にしなくても映像がわかります。
逆に、真っ暗にした場合VPL-HW10は明るすぎます。

そこで、まず、明るさに関する設定はないものかと取説を探すと・・・ありました。
画質設定メニュー>シネマブラックプロ(取扱説明書P41)
ここのアドバンストアイリスとランプコントロール
アイリスとは絞りのこと。
ランプ出力はそのままで絞りで明るさを決めるもの。
ここの設定でも明るさは変わります。
特に手動だと面白いように調整ができます。
ただ、オートアイリスも魅力なのでとりあえすこちらの設定はオート1にしておきました。
触ったのは、ランプコントロール。
ランプ出力を低にしました。
画面は確実に暗くなります。
ランプの電源を触るときに気をつけなければならないのが、程度の差はあれ「色温度」が変わってしまうことです。
「色温度」に関しては、ここの写真学会の論文をご覧ください。)
実際に低に設定すると、色が変わってしまいます。
とりあえず狙いのあたりの明るさに下がったので、この設定で使って見ます。

あとは、色の派手さですね。
これはSONYのTV設定と同じ項目がありました。

取扱説明書のP31「画質を選ぶ」
PICTURE MODEのデフォルトはダイナミックになっていました。
これをシネマに変更します。
ただ、TV(VEGA)のときほどしっとりときません。
VEGAのときの変化量よりもVPL-HW10の変化は少ないです。
この設定にはちょっと肩すかしを食らった感じです。(もうすこし期待していました)

今日の設定をまとめると、
画質設定メニュー>シネマブラックプロ>ランプコントロール:低
画質設定メニュー>画質モード:シネマ
この2点です。

それにしても、明るさなど映像系を定量的につめようと思うと、照度計などの測定器があるほうが良いですね。
探してみます。

<おかたづけ日記のゴミ置き場>
VPL-HW10 ランプ使用時間 15時間。
今日はVPL-HW10をうちの3人の子供たちにお披露目。
新しいプロジェクタをしげしげと見て、「光るところ1つしかないなあ、これで絵うつるの」と。
ものごころ付いたころから、プロジェクタと言えば目玉が3こある機械で育った子達です。
このあと、スクリーンとプロジェクタの間に入って、自分の影で遊び始めました。
そのとき、影がこれまでよりはっきりと映り、しかも黒いことに気が付いていました。
3管だと3色の影がずれてできますが、単管だと黒い影がひとつできるだけですね。
3管プロジェクタは「光の3原色」を教えるのにはもってこいの機械なのです。
2009/07/01 <VPL-HW10、取扱説明書をpdfに>

ぼちぼち取扱説明書を読んでみることにしようと、SONYのサイトへ行った。
ところが、このVPL-HW10の取説は現時点でアップされていない。


これは、不便だと。
購入を検討している方のためにも、取扱説明書はあったほうが良い。
そこで、気合を入れてpdfを作ってみた。
読み取り条件は100dpiのグレースケール、見開きを1ページで読み込んだ。
出来上がりは今ひとつだが、読めないことはありません。
ここにおいて置くので、ご活用ください。
約5MBです。

VPL-HW10取扱説明書


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