おかたづけホームシアターの
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おかたづけ日記

2011年  5月
2011/05/30 <おかたづけ日記のごみ置き場>


昨日に引き続き、DVDのご紹介。
今日のDVDはファミリーで見ても楽しくない映画です。

これ間違えると結構大変です。
みんな集めて借りてきたDVDを再生したら全然面白くない。
それだけならまだしも、バイオレンスもので殺戮シーンの連続だったり。
最近は家族で見る映画は、事前審査をきつめに行っています。
見たことある映画がベストですね。

さて、本題に戻って「暗いところで待ち合わせ」というDVD。
主演は「がんばっていきまっしょい」や京極堂シリーズ「姑獲鳥の夏」「魍魎の匣」で京極堂の妹”中禅寺敦子”役を演じている田中麗奈さんです。
田中麗奈さんが演じるのは一人住まいの全盲の女性。
このお宅へ犯罪を犯した青年が潜り込む。
サスペンスものですね。
田中麗奈さんの演技が光っています。
見事に全盲の女性を演じきっています。
ちょっとマイナーな映画ですが、田中麗奈さんファンならおすすめです。

めっちゃこまったことが。
PT2の入ったPCが昨夜動いていないことに気が付きました。
PEN4のマシンですが、電源を入れなおしても起動しません。
1,2秒電源ランプが付いてそのあと落ちてしまいます。
電源コードをさしなおしたら、なんとかカタカタと起動しましたがやばい状態でしょう。
また、いつ落ちてもおかしくありません。
PT2マシンがない生活は考えられません。
さあ、どうしましょう。
2011/05/29 <おかたづけ日記のごみ置き場>

3D Visionだが、手持ちのAGPバスのPCで試そうとしたがAGPで3DVisionに対応しているビデオカードが存在しないようだ。
さすがに、PCを購入することも考えなければならないかもしれない。
といつも思っているのだが、単体のAV機器にすぐ手が伸びでしまい今に至っている。

週末、ツタヤさんへ行って何本かDVDを借りてきました。
このなかに面白い邦画があったのでご紹介。
タイトルはちょっと引いてしまうのだが「ちょんまげぷりん」。
これ、良かった。
ファミリーでご覧ください。

江戸のお武家さんがタイムスリップして現代へやってきてしまう。
そこで出会ったシングルマザー親子と3人で始まる新生活。
お武家さん役の錦戸亮さんがいい演技をしています。

ワールドワイドで高い評価を受ける映画ではありません。
でも、日本人なら楽しめる、日本で生まれれよかったと感じるそんな映画です。
言い過ぎか!?
2011/05/26 <「optoma 3D-XL」レビュー、「3D VISION メガネセット」、IRエミッタのインストールはできたのだが・・・・>

3D Visionメガネセット、もう少しがんばって見ました。
昨日の日記の状態は、IRエミッタの前面ボタンの色は赤でした。
下のサイト情報によると、これはIRエミッタの電源は入っているがドライバーがインストールされていない状態だと。
そりゃそうだ、USBは3D-XLのUSB端子へ電源をとるためにつないでいるだけ。
PCとつないでいるわけではないし、つなぐつもりもない。
しかしながら、結局このIRエミッタ、PCと接続しないと動作しないのだということで、テスト用PCを準備しました。

準備したPCは3Dが満足に動作するPCではなく、Quadro FX570MののったノートPC。
3DVisionが動作するチップなので、このノートPCにIRエミッタを接続してみた。
ドライバーソフトの入れ替えや、3DVisionのインストールが行われ、なんとIRエミッタの前面ボタンが暗い緑色に変わった。
背面のLEDも点灯し、どうやらこの状態というのはドライバーは正しくインストールされている状態のようだ。

この状態で、3D-XLからエミッタ信号を入れれば動作するのではといそいそと準備。
「3Dアバター」を再生し、3D-XLのIRエミッタ端子から信号が出るようにしました。
ここで、IRエミッタの前面ボタンが暗い緑から明るい緑に変れば成功です。
しかしながら、暗い緑のままでした。

PCで3DVisionを動作させても、ノートPCの画面は3Dに対応していませんのでエラーがでてしまい、やれることはなくなりました。
ここからさらに進むには、3DPCを準備することになりますが、当初の目的とは逸脱してしまいます。
ここまでかなあ。

2011/05/25 <「optoma 3D-XL」レビュー、「3D VISION メガネセット」残念な結果>

だめでした。
IRエミッタが光を出してくれません。
ちゃんと3DVision対応のPCに接続しないと動作しないようです。

最後に、3DVisionのメガネをそのまま3D-XLのDLP-3Dにそのまま使えないかとためしたが、これもだめ。

まあ、たまにはこんなこともあるわなと。ちゃんちゃん。

<おかたづけ日記のごみ置き場>

「3D VISION メガネセット」の失敗で落ち込んではいません。
今はすでに別のものに視点を移しています。
それは、これとこれ。
どっちが私にあっているのかなあと。

 
2011/05/24 <「optoma 3D-XL」レビュー、「3D VISION メガネセット」到着>

注文していた3D VISION メガネセットが届きました。
(とんぼさんに申し訳ないですねえ)
注文先はAmazon.com。
注文してから10日で到着しました。
最近変わったのでしょうか?
Amazon.comがCD,DVD以外も発送してくれます。
しかも、驚くことに送料が安いんです。
(送料が安い送り方を選択できると言ったほうが正しいかもしれません)
今回のメガネセットは送料は11.97ドル。
たったの1000円ですよ。
これに、メガネセット本体が134.4ドル。
合計12000円です。
USからの送料がこれだけ安いと、バンバン注文してしまいそうで怖いです。


さて、箱を見るとうれしい誤算が。
下の赤線を見てください。
3D-XLとIRトランスミッタを接続するためのケーブルが同梱されているようです。
2011/05/23 <「optoma 3D-XL」レビュー、後ろ向きだが効果的な使い方>

3Dを見るための装置3D-XLだが、ちょっと後ろ向きな使いかたをご紹介。
どんな使い方かと言うと、PanasonicやSONYの3D番組を2Dで見ることを可能にしてくれるというもの。


これが、その結果画面。
プロジェクタはDLPのH5360ではなく、SONYのVPL-HW10。
解像度は1920x1080のFullHD。
画面撮影も、液晶なのでデジカメのシャッター速度を気にせず可能。
DLPは時間方向に色を変化させているので、きれいに撮影するにはシャッター速度を遅くしないと無理。

元素材がSBS(サイドバイサイド)なので水平方向の解像度が半分なので、通常のハイビジョン放送よりは若干劣る。
しかしながら、やはり1920x1080のFullHD画面で見ると綺麗だ。


さて、その方法だが、簡単。
1:3D-XLのOutputModeスイッチを3D720PからDUAL1080PのLまたはRに切り替える。
2:出力用HDMI端子にVPL-HW10を接続する。


おとぷり的にはOutputModeスイッチは”L”がおすすめ。
左画面のほうがメニュー画面の情報が多いから。
すると、このようにVPL-HW10から左画面が1080P(60Hz)で出力されることになる。
このようにOutputModeスイッチを切り替えることで、3D用の素材を1080P(60Hz)で鑑賞できるわけである。
3DのSBSでしか放送していない番組を、通常のプロジェクタで見ることができるわけである。

とんぼさーーーん、IRトランスミッタが来るまでこの方法で岩崎宏美が見れますよ。
音声5.1chですから最高ですわ。
2011/05/22 <おかたづけ日記のごみ置き場>

「optoma 3D-XL」を3DVisionキッと組み合わせる実験の進捗だが3D-XLとIRトランスミッタとの接続ケーブルを作った。
IRトランスミッタ側のケーブルの配線はまだである。
現物合わせすると言うことで、準備はここまで。


週末見たDVD、見ごたえがあったのでちょっとご紹介。
3億円事件を取り扱った邦画、「ロストクライム −閃光−」。
1968年12月10日に発生したこの犯罪、記憶にある方は是非見て欲しい。
非常に渋い映画に仕上がっている。
3億円事件を当時担当した刑事奥田瑛二と、新米刑事の渡辺大が、なかなかいい演技をしている。
安心してみることができる映画。
お子様は見てもわからないと思いますので大人だけで見る映画としておすすめしておきます。
2011/05/18 <NTT-X:3Dメガネ付き3DノートPCが70000円割れ>

2月ごろ10万円でスタートしたノートPCです。
3Dメガネ付ですから、魅力的です。
2011/05/17 <本編2枚組みの輸入版BD「TEN COMMANDMENTS(十戒)」(その1)>



Amazon.comへ注文から10日ほどで到着しました。
DISKは2枚。
片方は特典映像かと思いきや、本編の前半分と後半分+おまけの2まい組BDです。


映像は文句なしの美しさ。
しっかりとした色のりと諧調です。
これはDISK1のメニュー画面ですが左下に「PLAY PART1」とあります。
2枚目は「PLAY PART2」になります。


音声、字幕選択画面です。
English5.1chと2.0chを比較しましたが、5.1chの効果は十分ありです。
音声字幕ともに日本語はありませんので、ご注意を。


DMP-BDT300での再生になります。
映像はMPEG-4 AVCで転送レートは30MBPS弱で推移します。


シネマスコープサイズではなく16:9での収録です。
スクリーンにぴったり入ります。
これ、大当たりのBDです。
日本語はありませんが、超おすすめのBDです。


今日の再生環境。
再生機 DMP-BDT300
プロジェクタ VPL-HW10
映像 HDMI(1080/24P)
音声 DTS-HD MA 5.0ch
AVアンプ(プリアンプ役) TX-SA805
AVアンプ(メインアンプ役) TA-DA7000ES
TA-DA7000ESの設定 MULTI IN
スピーカー フロント VICTOR SX-V1
センター DENON SC-C777SA
サラウンド DENON SC-E717
サラウンドバック DENON SC-E717R
2011/05/16 <「optoma 3D-XL」レビュー、3DVisionキットを組み合わせるときに>

3D-XLと3DVisionを組み合わせて使う際、まだ不安な点がある。
それは、3DVisionのIRエミッタの電源。

3DVisionにIRエミッタは通常USBでPCと接続するために、IRエミッタの電源はUSBから取る。
今回はIRエミッタを3D-XLと接続する。
3D-XLのminiDINの3PIN(VESA規格のステレオシンク信号)はUSBと同じく5Vがあるので電源を3D-XLからとってもおかしくはない。
しかしながら、3DVisionにIRエミッタの使用例をみると、miniDINの3PINは3Dのシャッター切り替えタイミングの精度を上げるためにTVと接続することになってる。
PCとIRエミッタをUSBで接続した上にさらにIRエミッタのミニステレオコネクタを使うというものだ。
この使用例はUSBとミニステレオコネクタの両方を使うことになるの。
しかしながら常識的には、2箇所から電源を取ることは考えられない。
3DVisionのIRエミッタはもともとPCで用いるための装置である。
私の場合は、IRエミッタの電源を入れるためだけにUSBを使う必要はあるかもしれない。
これは覚悟しておくことにします。

とんぼさんの購入したIRエミッタは、多分電源は3D-XLが供給してくれると思います。

2011/05/15 <「optoma 3D-XL」レビュー、付属メガネ以外のメガネ>

3DVisionに決めました。
とりあえず、準備開始することに。
準備といっても、3D-XLとIRエミッタをつなぐケーブルの作成。
このケーブルは3D-XL側がminiDINの3PIN。
IRエミッタ側が2.5mmのステレオプラグ。
よくあるヘッドフォン用のミニステレオプラグより細いプラグになります。
会社帰りにでも購入してきます。
多分共立電子、デジットあたりで入手できると思います。

問題はIRエミッタ側のピンアサインがわかっていないこと。
調べてわかるものなのかが心配です。
わからなければ、物が到着してからバラして見ます。
IRエミッタをバラせばわかると思いますので
2011/05/12 <5/15平原綾香さん登場「Panasonic 3D MUSIC STUDIO」>




<iPhoneでDMP-BDT110できるらしい>

Panasonicからのメルマガネタですが、おもしろそうなので。
DMP-BDT110はありますが、iPhoneは持ってないので悔しいですが実験できません。
情報もとはここです。
2011/05/11 <「optoma 3D-XL」レビュー、付属メガネ以外のメガネを試すには>

3D-XLの付属メガネを使って3Dを見る場合は、メガネはプロジェクタが出す可視光信号を捕まえてシャッターを動作させる。
この場合、メガネをかけている人は可視光信号に気が付かない。
その理由はシャッターを閉じている間に信号(光)が出るため。
だから、メガネをかけずにスクリーンを見ると緑がかった黒浮きした画面を見ることになる。
この画面がめっちゃいや。
メガネをかけると解決するのだが、黒浮きしたような画面は受け付けがたい。

そこで今考えているのが、3DVisionや通常の3D液晶TVが使っている赤外線を使ったシステム。
3D-XLのIR EMITTER端子を使えば何とかなるのではと。


使ってみたいメガネはXpanD'SのX103。
各社の液晶TVに対応している。
ただし、3DVisionには対応しているのかが良くわかっていない。
当然のことながら、IRエミッタも必要。
とんぼさんが探してくれたものの、入手経路が見つからない入手できるようです(2011/05/13加筆)。


入手できそうなIRエミッタはSONYの外付けの3Dシンクロトランスミッター(TMR-BR100)だが、端子形状は全く違うし3D-XLで動作するとも思えない。
目に付いたのがこれ。
ただしPC用だ。


PCを新調しなければならないのが・・・・・。
とあきらめようとした所、こんな説明文が見つかった。


どこに注目したら良いのかというと、下のほうの「VESA3ピンステレオケーブル接続コネクタ」。
おいおい、これいけるんちゃうん。
と、さらに一生懸命に調べ出した私でした。
X103はあきらめなければなりませんが、3DVisionもありかもしれません。

実はこのメガネ、1週間ほど前にかけました。
とある研究機関でたんぱく質の分子構造を3Dで見せてくれたのです。
ゲームでも映画でもない3D映像は初めてでしたが、メガネのかけ心地は非常に良かったですし、見えた画像は非常に鮮明で綺麗でした。

3Dへの道は、まだまだつづきます。
2011/05/10 <ユーザーの声を追加しました、マルチチャンネルセレクタ「CH8-SEL2」>



マルチチャンネルセレクタ「CH8-SEL2」を導入のS様より使用レポートが届きました。
AVプリアンプのアナログ出力と、BDプレーヤーのアナログ出力の切り替えにご使用ということです。
S様、どうも、ありがとうございました。
それでは、掲載させていただきます。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

まず今回CH8-SEL2導入の目的は、AVプリのアナログマルチ出力とBDプレーヤアナログマルチ出力の切り替えのため導入しました。
当方の環境は以下の通りです。

1.BDP LX-91 →(HDMI) INTEGRA DHC9.9 → CH8-SEL2 →AMP
2.BDP LX-91 →(デジタル/アナログ) EAD Signature8 → CH8-SEL2 →AMP

1と2の切り替えを行うものです。もともとEADにHDMIがないことから、INTEGRAを導入したんですが、
どうにもEADの方が音が良いので最初はケーブルをつなぎ変えていたですがこれが面倒くさい!
ということでアナログマルチの切り替え器を導入しました。

まず音の方ですが、私の耳ではセレクタの有無で違いはわかりません。
使いやすく非常に良い製品と思います。メーカ品にて、この手の製品が全くないので本当に助かりました。
ケーブルの接続も、それなりにピッチが取ってあり接続がやりにくいという事はありませんでした。
どなたかが感想で書かれていましたが、製品重量が軽いのでケーブルを接続すると本体が浮いてしまうので私も天板に鉛の板を載せて使用しています。
ロータリスイッチの使用感も快適で全く不安を感じません。

総論として、私の使用環境ではJUST MATCHのセレクタで非常に満足しております。良い製品をありがとうございました。
2011/05/09 <おかたづけ日記のごみ置き場>


いろいろ調べてみると、なんでも対応のXPANDのX103を試したくなります。
このX103は赤外線対応のメガネ、今二つ持っている3D-XLについているオプティマのメガネは多分可視光対応。
エミッタというのは赤外線を利用する装置です。
ですから、X103とオプティマのメガネは同時に使えない。
X103を購入しても、一緒に3Dを見ることができる人数が増えるわけではないわけです。・・・多分。

それでも、試したくなるのが マ ニ ア なのでしょうか?
一緒に3-Pin Plug のエミッタ(3D-XLに接続できるタイプ)も買わねばなりませんが。
とりあえず、とんぼさんの結果待ちですかね。
でも、3Dは面白い。
2011/05/08 <BSプレミアム5/8、16:30「田中好子さんをしのんで・わが愛しのキャンディーズ」>

2011/05/07 <各社3DTVに対応したXPAND X103 ユニバーサル3Dメガネの国内販売(Amazon)を開始>

ソースはここ
アマゾンで14460円です。
Amazon.comでは94.67ドル。
2011/05/06 <5/6深夜に「ジャズ・ピアニスト 上原ひろみの世界」再放送>

上原さんのピアノがお好きなら超お勧めです。


これは、まあ、おまけの情報ですね。
JAZZファンなら録画しておいても良いかも。
こちらも再放送になります。
タイトルが最低のセンスですけど。
5.1ch放送が救い?
詳しくは番組オフィシャルサイトへどうぞ。
2011/05/05 <「optoma 3D-XL」レビュー、IR トランスミッター信号>

かなり、ハードよりのお話になってしまいます。
3D-XLのIRトランスミッター端子の信号を調べました。
BDプレーヤーで3DBDを再生中、このIR EMITTER端子からはトランスミッター用の信号が出ています。


端子としてはこれ。
信号としてはVESA規格のステレオシンク信号というものです。


左右の映像を区別するタイミングを示す単純な信号です。
この信号をトランスミッターが受け取り、3Dメガネに対し左右のシャッターが開閉するタイミングを赤外線のパルス符号で送ることになります。
この、赤外線の信号(3Dメガネ用制御プロトコル)はメーカー各社バラバラなわけです。
これを統一しようとする動きが、PanasonicとX6D Limited(XPAND 3D)が提唱しているM-3DI規格になるわけですね。



うちでも、トランスミッターとX103めがねを購入すれば、3D-XLでDLP-LINKを使わずに3D画像が見れるかもしれません。
もちろん、そんなことをして何になるんだという思いはありますが・・・。
興味ですね。
このIR EMITTER端子を使うと、色々遊べそうで怖いです。
2011/05/04 <「optoma 3D-XL」レビュー、トランスミッター不要の理由がわかったぞ>

3月から使い続けていますが、この3Dシステム、なぜトランスミッターが要らないのでしょうか?
ずっと気になっていたので、色々調べてみました。
今日の内容は、ちょっと面白いですぞ。


とんぼさんのところでも3D-XLが稼動し始めたようです。
なんでも、トランスミッターが必要だとか。
よく考えてみると、とんぼさんのところはDLPのプロジェクタではなく3管。
そうすると、3Dメガネに信号を送る装置がないことになるわけです。

おやおや、じゃあうちの3D-XL+H5360のシステムはトランスミッタの役目は何がどのように行っているのだろうか?
すごく気になってしまい、実験開始。


まず、3D映画を見ながらメガネ中央の受光部らしき部分を指で隠します。
すると、数秒で視界が明るくなり3D効果はなくなります。
シャッター機能がOFFになってしまうということです。

じゃあ、スクリーンを見るのではなくプロジェクタのほうに向かって立ちます。
その状態でもシャッター機能はONのままです。
ぜんぜん別のほうを向きます。
すると、視界は明るくなります(シャッター機能がOFFになります)。

どうやらプロジェクタとスクリーンの両方向だとシャッター機能が働きます。
プロジェクタから信号が出ていると思われます。

そこで、プロジェクタの本体のどこからか赤外線が発射されていると踏んで、発射口をビデオカメラで探すことにしました。
ムービーは赤外線にも反応するからです。
これは、リモコンが正常に光を出しているかのチェックにも使えます。
ムービーの代わりに携帯でもOKですが、今回は精度が要求されそうなのであえてHDムービーを用いました。
しかしながら、これは空振り。
H5360本体には赤外線の発射口はありませんでした。

それでは奥の手を使います。
オシロスコープと赤外線センサー代わりの秘密兵器で、プロジェクタの投射光を調べます。
すると、何か引っかかってきました。
ご覧ください。
一定間隔で光が出ています。
間隔は一マスが5m秒ですので約8m秒の間隔です。
25m秒で3発ですから100m秒で12発、1秒で120発になります。
秒120回というのは、そうですね、3D表示時のコマ数に当たります。
1コマに1発、何か信号が出ていることになります。
ちなみに、信号の幅は約25μ秒でした。


つぎは、この120Hzの光信号は3Dのほかのモードでも出ているのかを調べます。
3Dのほかのモードといっても、Nvidia_3D_Vision だけですが。
このほかに、3DをOFFすることもできます。
3D-XLで用いている3DモードはH5360では「DLP-3D」モードと呼んでいます。

H5360の3Dモードをまとめると次の3つになります。
動作モード名
DLP-3D 3D-XLで使用しているモード
Nvidia_3D_Vision 3DVisionで用いるモード
オフ 3Dではなく2D

まずは、「DLP-3D」モード
このときは、もちろんオシロスコープに信号は出ています。


つぎに「Nvidia_3D_Vision」モード
このモードに切り替えるとオシロスコープに信号は消えてしまいました。


つぎに「オフ」モード、2Dですね。
このモードに切り替えるとオシロスコープに信号は消えたままです。


さらに、「DLP-3D」モードに戻すと、オシロスコープに120Hzの信号は現れます。
どうやら、120Hzの光信号は「DLP-3D」モードのときのみ出てくるようです。

さて、ここで重要なことを思い出しました。
じつは、3Dモードを「DLP-3D」に設定すると、画面が黒浮きし緑色になります。(3Dメガネをかけない状態で見たときのことです)
画面は緑に偏ってしまいます(緑かぶり)。
他のモードでは起こらないことです。
これは、上の3枚の写真を良く見ていただければわかると思います。
「DLP-3D」モードの写真は背景が青っぽくスクリーンの形がわかると思います。
他の2枚は真っ暗ですね。

この緑かぶり現象とオシロスコープに現れた信号を考えると、次のことが導き出されます。
3Dモードを「DLP-3D」に設定すると現れる緑かぶりの現象は、120Hzの信号そのものが引き起こす現象なのだと。

これで、3D-XL+H5360のシステムはトランスミッタの役目は何がどのように行っているのだろうか?という疑問が解けましたね。
映像信号のなかに120Hzのパルス状の信号が仕込んであり、その信号を3Dメガネが拾って左右のシャッターを切り替えているわけです。
さらに、120Hzの信号はかくしてあったわけではなく当初から緑かぶりの現象として存在していたわけです。

まいりましたね。
探していた信号が、最初から邪魔な存在として目に入っていたわけですから
この緑かぶりの光がトランスミッターの役目を果たしている光そのものだったわけです。
なかなか面白い仕掛けです。

皆様、ご理解いただけましたでしょうか?
うまく説明できたのかが心配ですが、ここらでおしまいということで。
2011/05/03 <高画質で蘇ったBD「天地創造」>

古い映画を高画質で見ることができる、これぞデジタル技術の恩恵だろう。
この映画「天地創造」も見事に蘇りました。


スペック的には、1080・24P、5.1chDTS-HD MA収録。
吹き替えの日本語音声は一部分欠けているせいでしょう。
吹き替えがあるのは本編175分中109分のみで他は字幕での鑑賞になります。
さらに良いことに、低価格での販売です。
AMAZONでは1800円前後で販売されています。
4月22日発売のBDになります。






ここまで、高画質で蘇ることができるんですね。
そうなると、十戒やベンハーも期待してしまいます。

ちょっと調べましたが、十戒はアメリカでは発売していますね。
ベンハーも発売日待ちのようです。
十戒の評判はすごく良いですね。
日本語が収録されていないのが残念ですが、ためしに注文してみましょう。
久々の海外版BDです。
2011/05/02 <Dレンジの広い音が楽しめる、SACD 村治佳織/Transformations>







やっと手に入れたSACDのご紹介。
苦労して手に入れた甲斐がありました。
村治さんのDISKはDVDを除いてマルチチャンネルは、DVD-AUDIOのアランフェス協奏曲とこのトランスフォーメーションの2枚のみ。
このSACDもすでに廃盤となっています。
5月25日にこのタイトルが4500円で発売されますが、ハイブリッドではない2ch収録オンリーのSHM-SACDです。
実はこちらも気になるDISKなのです。

さて、今回購入したのは輸入版のSACD。
DISKの仕様としてはハイブリッド版でマルチチャンネルも楽しめます。
DISKの番号は DECCA 475 6618  です。
参考までに、国内版はUCGD-7036
4500円の商品はUCGD-9018です。

収録曲はヘイ・ジュード、ミッシェル、イェスタディ など馴染みのある曲が含まれています。
マルチチャンネルから聴きました。
フロントスピーカーとセンタースピーカーの3本でしっかり音を出してきますが、センターは脇役ですね。
リアスピーカは残響音のみです。

次に、2ch収録パートを聴きましたが、マルチチャンネルと印象はほとんど同じです。
ただ、マルチチャンネルと2chとではDレンジがかなり異なって聞こえます。
2chのほうがより弦の響きがよく、ボリュームを上げていくとこの差がさらに大きくなります。
このDSIK、マルチチャンネルも収録されていますが、2chの方をお勧めしておきます。

2chが良いとなってくると、当然ながら気になるのが5月25日発売の4500円のSHM-SACDです。
高価なDISKだけれども、それなりの見返りがあるような気がして仕方がありません。
悩むなあ。


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