おかたづけホームシアターの
更新履歴を兼ねた
おかたづけ日記

2006年 12月
2006/12/30 <HD DVDプレーヤーHD-XF2のHDMI経由のデジタル音声>

昨日の日記では、HD-XF2においてHDMI経由でデジタル音声を送る際(デジタル出力HDMI)は、ビットストリームは設定不可で、常にマルチチャンネルのリニアPCMの設定になることを書きました。
でも、なんか納得いかないのでこういう時は今一度取説を見直すことに。

HD-XF2の取説の音声に関するところ。(見難いですが、ご勘弁を)


HD-XF2のデジタル出力HDMIの設定は自動。
取説で使用されている「接続機器に準ずる」という表現、皆さんわかりますか?
多分、「接続機器によって異なります」とかいう意味でしょうが、もう少し踏み込んで想像すれば接続機器がマルチチャンネルのPCMに対応していればマルチチャンネルPCMで出すが、対応していないときは2chPCMで出力しますよということではないのだろうか?

参考までに、先代の機種HD-XA1の取説を見てみましょう。
このページによると、HDMIに関しXF2とXA1と仕様は同じらしいで。

これを見ると、HD-XA1では「ビットストリーム」という設定があるようですね。
ただし、「*2」のマークが付いています。
「接続したHDMI機器にビットストリームデコード機能があるときだけです」とありますね。
ただし、この表示は発売当初のものだと思います。
何度か、ファームアップして改善されているはずです。
とくに、TrueHDのマルチチャンネルPCM出力は可能になっているはずです。

やはり、「DD plus」というのが良くわからんですね。
なんで、ただのDDにしなかったのか?
plusが付くだけでTA-DA3200ESではデコードでなくなってしまうのか?
結局、HD-XF2でHDDVDを再生する場合はHDMIでビットストリーム出力ができないとしか思えないですね。

そこで、HD DVDのソフトでDTS音声を持つ映画ソフトがあるので購入し試してみました。
DTS-HDではなく、DTS音声が収録されているHDDVDです。
フツーに考えると、ビットストリームOKのはずです。




これをみると、DDplusのほかにDTS5.1があります。
これなら、新しいフォーマットではないのでデコードできるはずです。

試してみました。
だめです。TA-DA3200ESの表示はDTSになりません。
LinearPCMのままです。
DTSはTA-DA3200ESではデコードできるはずです。
参りました。
降参です。
HD-XF2でHDDVDを再生する際はビットストリーム出力ができません。
ファームウエアーのアップデートで改善されることを望みます。
2006/12/29 <HD DVDプレーヤーHD-XF2購入失敗か?>

やはり、無理してでもHD-XA2にすべきだったかという後悔が・・・・。
もともとXA2ではなくてXF2でOKとしたのは、この違いがHDMI1.3採用の有無でHDMIの1080PとDeepカラーという画質面だけの差と思っていたからです。
ところが、今日「オペラ座の怪人」をBDとHDDVDで再生しているうちに、だんだんとHDMIがわかってきて、HDMI1.3には音声再生面でも優位性があることがやっと理解できました。

事の発端は、TA-DA3200ESの表示にありました。
TA-DA3200ESでの表示がPS3との組み合わせでLINEAR PCMと表示されるだけでDolbyDigitalとは表示されないのです。

再生しているBDの音声は間違いなくDolbyDigitalです。
TV画面が下図のようにDolbyDigital 5.1chと表示しています。

このばあい、TA-DA3200ESはDolbyDigitalと表示されるべきと思い込んでいました。
ところが、PS3のBD/DVD音声出力フォーマット(HDMI)設定画面でデフォルトのLinearPCMではなく、ビットストリームを選びなおしたところ、

下のように、TA-DA3200ESの表示が変わりました。

さらに、画面表示もDolbyDigital 5.1chからDolbyDigital Multi chと変わりました。


ここで気が付きました。
PS3のBD/DVD音声出力フォーマット(HDMI)がLinearPCMの場合PS3がDISKに記録してある信号(ビットストリーム)をPS3がマルチチャンネルのリニアPCMに変換しHDMIに流します。
その信号をHDMI経由で受け取ったTA-DA3200ESはマルチチャンネルのリニアPCMの信号をマルチチャンネルのアナログ信号にデコードします。
この場合は、TA-DA3200ESが受け取った信号はマルチチャンネルのリニアPCMなので表示は「LINEAR PCM」となるわけです。
一方、PS3のBD/DVD音声出力フォーマット(HDMI)がビットストリームの場合、PS3はDISKに記録してある信号(ビットストリーム)をそのままHDMIに流します。
その信号をHDMI経由で受け取ったTA-DA3200ESはビットストリームの信号をマルチチャンネルのアナログ信号にデコードします。
この場合は、TA-DA3200ESが受け取った信号はビットストリームなので表示は「DOLBY DIGITAL」となるわけです。

ここで非常に重要なのはHDMIでPS3とTA-DA3200ESを接続した場合、HDMIを流れる信号としてマルチチャンネルのLinearPCM信号とビットストリーム(DolbyDigital信号)があるということです。
正直、これは知りませんでした。



HD DVDプレーヤーHD-XF2の場合はどうかというと、まずは音声出力フォーマット設定画面を見てください。

選択として、自動、PCM、ダウンミックスPCMの3つです。
そうです、お気づきですね。
HD-XF2はビットストリームを選択できないのです。
言い換えればHDMIにビットストリームを流すことができない。
つまり、TA-DA3200ESでサポートしている各種デコード機能を使うことができず、常にHD-FX2がビットストリームから変換したLinearPCMをデコードするしか選択の余地はないのです。
これは、マニアの私とすれば許せないですね。

でも、このことは秘密でもなんでもなく、このページにはっきりと書いてありました。
HDMI1.3の規格では、Dolby TrueHDやDolby Digital Plus、DTS-HDなど次世代オーディオのビットストリーム出力に対応するが、本機(HD-FX2)は同機能を搭載しない。Dolby Digital、DTSを含む各音声は、デコード/ミックスダウンされリニアPCM(最大5.1ch)でHDMI出力される設計となっている。本仕様はXA1と同じ。

いまなら、この文章の意味することは理解できますが、購入前では理解できませんでした。
めっちゃ悔しいです。

要するに、HDMI1.3の規格では1080Pやディープカラーへの対応という映像面の対応の他に、音声面でも非常に重要なビットストリーム出力への対応があり、これは私はマストだと思います。
知らなかったとはいえ、非常に後悔をしております。

でも、良くわからないことがあります。
上位機種のHDMI1.3に対応しているHD-XA2を購入したとしましょう。
そしてTA-DA3200ESと接続したとしましょう。
そんでもって、HDMIケーブルにビットストリームを流した場合、TA-DA3200ESはデコードできるのでしょうか?
取説を見てもHDMI1.3の対応であるDolby TrueHDやDolby Digital Plus、DTS-HDには対応していないということですが・・。
多分、デコードできないのでしょうね。
HDDVDに入っている音声フォーマットは基本はDolbyDigitalPlusですよ。
DolbyDigitalPlusそのものがHDMI1.3なんですよ。
なんで、BDと同じDolbyDigital にしないのでしょうか?
ひょっとしたら、BDとHDDVDと別のAVアンプを買わねばならないのでしょうか?
HDMI1.3のAVアンプが出ればこれを買えばすべて丸く納まるということですね。
いややなあ。
HDDVDがDolbyDigitalを基本にして、ビットストリームを流してくれていたなら、TA-DA3200ESでも問題なかったのに。
結局、HDDVDを楽しむときにはHDMI1.3必須ということになりますね。
なんか、遊ばれているような気がするなあ。
2006/12/28 <年末の大修理、アイオーデータ:AVeL Link Playerの開かない扉>

1年位前から、AVeL Link Playerのイジェクトボタンを押しても、扉が途中で引っかかってしまう現象が出ていた。
ちょこっと開いた隙間に指を掛け、扉が開くのを人力でサポートする必要があった。
どうも、この機種の持病のようです。
自分で扉が開かない状況では、実際のところ故障と同じだ。
そこで、年末の大掃除の時間を割いて修理してみた。
失敗しても扉を外してしまえばいいだろうというくらいの気持ちでトライしてみました。
結果、問題なく開閉できるようになりました。(正直、簡単な修理です。)

まずは、扉が開かない原因を探ってみました。
扉の開閉メカニズムはシンプルです。
扉単独で開閉させるモーターなど付いてはいません。
CDトレイがスライドするときに押し開ける仕組みです。
扉はスプリングでノーマルクローズ(平常状態で閉まる)になっています。

扉を指で開閉させると確かに途中で引っかかります。
この引っ掛かりの原因を調べてみると、どうも扉の成型部品(プラ)が反っていて本体の開口部の下辺に当たっています。
そこで、反りを直すか、扉部品を削るか、本体を削るかしなければなりません。
反りを直すのは無理でしょう。
扉部品は取り外せないので削るのは困難です。
そこで、本体の開口部の下辺をサンドペーパーで削ることにしました。
プレーヤーの内部に削り落とした粉が残ってはいけないので削る際に掃除機を併用します。

扉の成型部品(プラ)が反っている様子。


緑の部分をサンドペーパーで削ります。


さらに2箇所手を加えることにします。
扉のスプリングは左右の2箇所に付いています。
これが結構、ふたを閉めようとする力が強いので、片側を外しスプリングを1箇所とします。
精密ドライバーで外します。元に戻すのは難しいので覚悟して外します。


残りは、トレイが扉を押すのですが、トレイが扉にあたる部分を滑らかにします。
緑の部分をサンドペーパーで磨きます。
計2箇所あるので忘れないように。

以上で終了です。

上記の3箇所すべてやらなくても修理はできると思います。
症状にあわせた修理を施して大切な機器を長持ちさせてあげましょう。

<京都ソフマップ:プラッツ近鉄での営業は12月31日で終了>

いよいよ最終ですね。
新店舗アバンティ5Fでの営業開始は、2007/1/26(金)の予定

最後の最後の見切り品でも探しに行きますか!
チラシはこちら
http://www.sofmap.com/tenpo/event/5400521.htm

2006/12/27 <輸入版BD「HOUSE OF FLYING DAGGERS」、TA-DA3200ESのリニアPCM音声すげー>



以前紹介しましたが、TA-DA3200ESでの視聴ということで今一度。
輸入版「HOUSE OF FLYING DAGGERS」

音声フォーマットのCHINESE PCM 5.1(UNCOMPRESSED)というのがすごいんです。
TA-DA3200ESで「仙人指路(せんにんしろ)」のシーンを5回確認しました。
やはり、太鼓の音はすんごいです。
どうぉんうぉんうぉんーーーと響きます。
太鼓の音とたくさんの小石が床に落ちはじける音がすごくクリアに部屋中に響きます。
ものすごく静かなシーンから、太鼓の音がどーーーーーーーんとくるからびっくりします。
これが、リニアPCM5.1chの実力と見ました。

このシーンだけでも、TA-DA3200ESとPS3を買った甲斐があります。
やはり、良いソフトと出会えるとハードウエアも生きてきますね。

後ちょっと言わせていただければ、画質は100点ではなくちょっと落ちますね。
発色はすばらしくよく、艶やかですが、ちょびっとノイジーな感じを受けます。
むろん、解像度感はDVDよりはずっと上です。


2006/12/26 <TA-DA3200ESを導入でPS3の音声フォーマットすべて○に>

これまでPS3を液晶VEGAKDL-L32HVXにHDMIで直接繋いでいました。
TA-DA3200ES導入でPS3−TA-DA3200ES-KDL-L32HVXという結線に変わりました。
さらにいうとTA-DA3200ESにはHDMI入力が2系統あるので2系統目にはHD-XF2を繋ぎました。

すると、PS3の画面で音声出力設定はこうなります。
多分、ほとんどすべてのフォーマットがOKになっています。
もちろん、スピーカーを7個用意していなくとも7.1chOKと出ますが。
ようするに、アンプのデコードできるフォーマットをOKとしてあるのだと思います。
ですから、HDMI経由でTA-DA3200ESがこれこれだけのフォーマットをアナログに変換できますよと自己紹介したに違いありません。
この写真では出ていませんが、出力フォーマットは左のカーソルマークが示しているようにほんの一部を表示してあるに過ぎません。


電源投入直後です。
PS3からの音声はLINEAR PCMで送られてるようです。
ど真ん中の青いランプはマルチチャンネル入力のときに青く光ります。
 
2006/12/25 <HD-D5RGB、HD-VDA2,3,4の年内発送は締め切らせていただきます>

今年もあとわずかなのに、会社はまだまだ休みにはなりません。
ここへきて、仕事(サラリーマンです)は忙しくなってしまい、師ではありませんが師走という状況です。
おかげで、AVアンプやHDDVDプレーヤでゆっくりと遊ぶための時間が全然取れません。

ひとつだけ、PS3でのSACDの件。
SACDをPS3とTA-DA3200ESをHDMIで結びSACDで再生させるとすごくいい音がする事の検証。

まず、TA-DA3200ESのアナログアンプとしての検証。
これまでは、DV-S757A(改)+ONKYO TX-SA600という組み合わせで聞いていました。
DV-S757A(改)+TX-SA600からDV-S757A(改)+TA-DA3200ESへアンプの変更したことによる音の違いはかなりあります。
TA-DA3200ESのアナログ5ch入力が優秀なんだと思います。

PS3+TA-DA3200ESの音ですが、比較としてDV-S757A(改)+TA-DA3200ESということなんですがこの両者の差があまり感じられません。これは意外でした。
もう少し聞き込んでみます。

さて、ご好評いただいていますHD-D5RGB、HD-VDA2,3,4ですが、年内の発送分を締め切らせていただきます。
12月30日から1月3日まではお正月休みとさせていただきます関係で、この期間いただきましたご注文メールへの返信も1月4日になります。
製作開始も1月4日以降となりますので、そこから1,2週間猶予をいただきますようお願いいたします。
勝手ではありますが、ご理解とご協力をお願いいたします。
2006/12/23 <blu-ray、HD DVD の輸入版を日本橋で売っているお店「sale」>

現時点ではblu-ray、HD DVDに関しては国内版のリリースがあまりにも少ないので、輸入版に目を向ける価値は十分にあると思います。
そこで、日本橋でblu-ray、HD DVDの輸入版を手にとって選べるお店を紹介します。
地下鉄なんば駅近くの「sale」というお店。
かつては、パーツ屋さん「デジット」辺りのあったお店と記憶しています。
現在の店舗はなんさん通り端、ブックオフ近くの清水ビル2F。
価格は個人で輸入する場合のおよそ倍。
それでも、かなりの在庫を持ち展示してあるので将来的に国内版もこれくらいは増えるんだなとプレーヤーを購入した私をほっとさせてくれます。
ネットでも、新作のラインナップやお店の最新カタログをダウンロードできますので、ここであたりをつけてUSアマゾンで購入という方法もいいかと思います。
また、北米版のBDプレーヤーPANASONIC DMP-BD10(231,000円)やSUMSONGのBD-P1000(168,000円)の販売も行っています。高いですけどね。

<blu-ray、HD DVDの輸入版関連のリンク>

USアマゾン:私はここで注文しています。発売元へのリンクがないのでDISKの仕様を調べるのには使いにくいサイトです。


HD-DVD Wold:ジャンル別に並べてあるので見やすいです。DISKの仕様の情報も正確だと思います。


HIGH-DEF DIGST:blu-ray、HD DVDの情報が詰まっているサイトです。うまくいけば狙っているDISKの評判も得られます。

<「デジタルビデオエッセンシャル」HD-DVDでリリース>

こんなんでますね。いいかも。
ハイビジョンで初の調整用チャートが得られるかも。(D-VHSではありましたね、失礼!)
もう少し調べてみます。


<24日到着予定>
今日連絡が入りました。楽しみです。
2006/12/22 <USアマゾンからHD DVD「THE PHANTOM OF THE OPERA」到着>

HD DVD版も到着しました。
注文してから、2週間ですね。
プレーヤーは、まだ到着していません。
東芝さん、12月下旬ですよ。


さて、パッケージだけでもご覧くださいませ。




HD DVDを購入したのは、この音声TRUEHDに期待したからです。
これが、ほんまもんのTRUEHDでいい音が部屋中に響けばHD DVD導入の元が取れます。
HD DVDやblue-rayは絵がいいのはもちろんですが、音にも期待できるのは大きいです。
何度も見る映画は音楽もすばらしいのが多いですから。


TRUEHDとDDデジタルプラスのマークですね。



2006/12/21 <USアマゾンからblu-ray 「THE PHANTOM OF THE OPERA」到着>

きました。USアマゾンから。
7日発注、21日到着。2週間で到着です。
運送料たったの5ドルですからありがたいです。

これも箱から出してないし、今夜は液晶TVでの視聴です。


一番下のブルーレイのマークの右横のSDHはたぶん耳の不自由な方のための字幕ですね。
効果音が文字で表示されるタイプの字幕です。


絵と音に関してはここですね。
音はDDの英語5.1chとカナダのケベックで吹き替えをしたフランス語5.1chで収録されているようです。
VIDEO、AUDIOの文字の右肩に*がありますね。
気になります。それが、下の写真です。


*ビデオ解像度とオーディオの規格はオーディオビジュアル装置の能力を要求する。
たぶん、装置の能力に依存しますと言うことでしょう。
意味ありげな表現ですな。

2006/12/18 <PS3,XBOX360の1080PとHD-D5RGBFlexScan S2410Wで動作OK その2>

FlexScan S2410Wでの動作報告をいただきましたFさんより、さらにFlexScan S2410Wの設定方法の情報をいただきました。
どうもありがとうございます。

写真でいただきましたので、解説も交え公開させていただきます。
まず解像度を手動で変更
解像度あげていきます。1920が最大値です。
次にクロック値を変更
自動設定ではこの値になってる。数値を上げれば横方向にのみ画像が広がる
この値で画像の中央とモニタの中央が揃う(真ん中の位置がわかるゲーム画面で調査済み)
左端に黒い部分が残ってるのでポジション設定で画像を移動して終了
XBOX360 1080p(オーバースキャン画面)
PS3 1080p(オーバースキャン画面)
2006/12/16 <PS3,XBOX360の1080PとHD-D5RGBFlexScan S2410Wで動作OK>

画期的なことです。
FlexScan S2410WのユーザーさまよりHD-D5RGBの感想を送っていただきました。
PS3の1080P、およびXBOX360の1080Pともにオーバースキャンになる他はモニタ側の解像度 クロック ポジション手動調整で問題なく表示できたということです。

FlexScan S2410Wは1920×1200対応の24.1型パネル 、あーーー、見てみたい。
でも、

これ、買ったばかりなので買えません。(残念)

以下、感想を掲載させていただきます。

> モニタはナナオのS2410W。半日使ってみましたが相性問題や
> 入力切れもなく、色彩 明るさ 遅延等もXbox360のVGAケーブルを
> 使った時と違いを感じない見やすく鮮明なものでした。
>
> アップデートでXbox360でもコンポーネントからの1080pができるように
> なったので、PS3 Xbox360両方で480p 720p 1080pを試しましたが、
> 1080pで両機種ともオーバースキャンになる他はモニタ側の
> 解像度 クロック ポジション手動調整で問題なく表示できました。
>
> Wiiと480p対応のPS2ゲームも問題なく表示でき
> 今まで使っていたアップスキャンコンバータ(TVBOXes)とは
> 別次元の快適さです。TVBOXesも良い製品なのですが
> 色彩 遅延など気になる点も多かったので。
>
> 今回はHD-D5RGBの頒布ありがとうございました。
> 大変満足度の高い良い品でした。
2006/12/15 <HD DVDソフトがもれなくもらえるキャンペーン 来年1月15日まで>
HD-XA2,HD-XF2の発売が未定の状況で、キャンペーンの締め切りは1/15です。
スケジュール的に厳しいキャンペーンです。(笑)
応募するには領収書のほかに保証書のコピーが必要ですので、物が来ないと応募できません。


<日本橋でHD-XF2を予約>

早ければ、今日入荷しているのではと日本橋へ。
残念ながら、入荷時期がまだ未定とのこと。
12月もど真ん中でっせ。

HD-XF2だが、展示すらなかなかない。
HD DVDへの関心の薄さからくるのかも知れないが東芝の孤軍奮闘状態。
ちょっとかわいそうな気もする。
相手はソニー・松下だからな。

日本橋で展示してあるのがシマムセンと上新1番館。
今日は上新1番館で、ちょこっと触りました。
リモコンはちょっと安物くささが漂うしろもの。
確認したかったのはDISKをセットしてから絵が出るまでの時間。
やってみましたが、10秒弱で絵が出ていたような気がします。
確かに遅めですが、我慢できないほどひどくはありません。
まあ、こんなものかなと。

HD-XF2と比較したのは同時発売のHD-XA2ではなく、記念すべき第1号機のHD-XA1。

価格はHD-XF2と同程度。
悩みました。
両機種ともHDMI経由でのtrueHD音声は対応してるようです。
大きな違いはアナログ5.1ch出力の有無。
このアナログchぼ音はよいのだろうか。
気合の入った1号機は魅力です。

結局、HD-XF2を予約してきました。
自宅への発送を頼んできました。
楽しみです。
2006/12/13 <PS3:映像切り替えでの小技の呪文変更>
旧:画面が消えたら「左」「○」「○」。
新:画面が消えたら「左」「○」「○」「右」です。


先日の日記でHDMIからD端子へ変更する際、水平走査数15kHz(D1)の場合PCモニターが対応していない周波数。
このため切り替えのタイミングで画面が見えない状態に陥る。
そのときの呪文は「左」「○」「○」だった。
ところがバージョン1.3になってこの呪文が効かなくなった。
結論は 「左」「○」「○」「右」だ。

写真を貼り付けるので見ていただきたいと思っております。
この画面(もちろん見えない)で「左」「○」



この画面が新しいですね。
ここで「○」


ここで「右」


すると、この画面が出現します。


画面が消えたら「左」「○」「○」「右」です。


<PS3 システムソフトウェア1.31>

何が変わったのでしょうか?
WEBではなく、この画面で教えて欲しいものです。
(ゲーム関連のようです)
2006/12/12 赤箱「オペラ座の怪人」も注文しました>

音声にtrueHDが入っていると期待して赤箱も注文しました。


本家のHPにはそんなことは書いてありませんが、物は試しです。


こっちにはTrueHDと書いてありますが。
2006/12/11 <HD-DVDの環境も揃えたい>

PS3でBDを視聴する環境ができたわけだが、非常に気に入っているのがHDMI経由の音声。
先日も紹介した輸入版BD「HOUSE OF FLYING DAGGERS」のリニアPCMの音声が強烈でした。
ですから、BDソフトもできればL−PCM5.1を中心に揃えたいと思っています。
ここまで音質がいいと、音楽関連のソフトがあるといいですね。
オペラ座の怪人
アマデウス
ミュージックオブハート
スウィングガールズ
サウンドオブミュージック
戦場のピアニスト
海の上のピアニスト
レイ
などなど。

リモコンの追加で操作性は抜群によくなりました。
進めたり戻したり、片手で快適操作です。
DVDプレーヤーよりスムーズです。

こうなってくると、HD−DVDも気になってきます。
映画が見れれば、フォーマットなんてどうでもいいです。
HD−DVDもHDMI経由の音声をサポートしているのでこちらも期待できます。
ソフトもBD,HD−DVDともに輸入版はそれぞれ200枚弱リリースされています。
日本遅れていますね。
輸入版といえば気になるのがリージョンコード。
BDは日本とアメリカは同じ地域なので問題なし。
HD−DVDはリージョンが異なりますが、じつはソフトのほうがリージョンALLばかりなので実質問題にならない場合が多いようです。
聞くところによるとHD−DVDはリージョン指定されていても実はALLだったりと言うのがあるそうです。(聞いただけの未確認情報)

そこで、じゃあHD−DVD環境と言うことでプレーヤー選びです。
XBOX360はHDMIがないのでパス。
のこるは東芝機になります。
12月発売のHD−XF2(販売価格5万円)と1号機のHD−XA1を比較していました。
情報が色々あって判断が難しいのですが、もしこの両機価格が同じでも、新しさと言うことでHD−XF2かなと思っています。
結局のところ、ここの情報でHD−XA1はHDMI経由のマルチチャンネル音声に対応していないと言うことでHD−XF2にきまり。

いまなら、ソフト1本プレゼントらしいです。

シマムセンにHD−XF2のデモ機がありました。
映像は綺麗で問題無しです。
音声ですがアナログの5.1chは付いていません。
マルチチャンネル音声はHDMI経由です。
DISKを入れてから絵が出るまでもさほど遅いと思いませんでした。
シマムセン価格は49,800円でした。(WEBならもうちょっと引いてくれます)
ちなみに、物がお店に届くのは12/20前後と言うことでした。

私はプレーヤーを買ってからばたばたとソフトを買うのはいやなので、すでに押さえてあります。

中でも、パーフェクトストームはDOLBY TRUE HDです。
期待しましょう。
こうするうちに、こんなものが届いていました。

早く箱を開けたいものなのですが、やらなきゃいけないことが多すぎだ。
このアンプ、高さがあるのでうちのラックにはいらんのですよ。

HD-D5RGBHD-VDAの製作、クリスマスと年末年始はお休みさせていただきます>

ということで、年内に必要な方はできるだけ早めの注文をお願いいたします。
今月15日までのご注文分であれば年内OKと思われます。
2006/12/09 <PS3、BDリモコン到着>

通常のリモコンの頭についている、赤外線を通す窓材がないのが不思議です。
光ではなく、電波を使うリモコンなので当然と言えば当然ですが。
片手での操作が快適です。
イジェクトボタンもうれしいです。
2006/12/08 <反省:DBソフト、仕様の確認は発売元でやらにゃ>

下の写真は、USのDVDを扱うショップ「fantasium」の「オペラ座の怪人」のページです。
これの音声仕様のところにDolby Digital TrueHD ( English ) とうれしいことが書いてありアマゾンへ発注した次第です。

しかしながら、発売元のHPでは

とあり、音声の仕様は

English: Dolby Surround 5.1 -
Francais (Q): Dolby Surround 5.1 -
とDolby Digital TrueHD ( English ) がありません。
仕様確認は発売元でやらにゃあかんねということで。
・・・・・・・
キャンセルできるかなと考えているうちに、USアマゾンから発送しましたメールが届きました。
注文は慎重に!・・・反省
2006/12/07 <USアマゾンにblu-ray 「THE PHANTOM OF THE OPERA」発注>
HD-DVDでしか発売されていないと思っていたのですが、blu-rayでも出ていました。
絵も音もよくなるはずということで、日本語字幕はないが発注しました。
いっちゃん安い輸送手段なので月末到着の予定です。
送料入れて約25ドルです。

October 31, 2006 発売ですから、リリースされたばかりですね。
注文した後に入った情報ですが、音声トラックにtrueHDが入っていないと!
まあ、しゃーないなあ、きてから調べることにします。

<PS3:BDリモートコントローラー アマゾンから発送しましたメール到着>
到着は、土曜日か日曜日だな。


<HDMIを理解するのは難しい(その3)>

今日はHDMIのケーブルの話から入っていきます。
ケーブルは必ずプラグが付いていて、電極が付いています。
HDMIももちろん電極が付いていて、その電極が何をしているのかを示すのが「ピンアサイン」です。
HDMIのピンアサインは調べていただければわかりますが、実はこのHDMIケーブルはデータを運ぶ線は3本です。
3本で4.95Gbpsを運んでいるので、1本あたりは4.95Gbpsを3で割って1.65Gbpsになります。

ここからは、自信がありません。
話半分で読んでください。

HDMIというのは細い(少ない本数)ケーブルで多くの情報を運ぶ技術です。
例えばCDのデジタル情報は44.1kHz,16bit,2chです。
これをデジタルで運ぶ場合は16bit2chなので16x2=32本の線が必要です。
ところが、このまま32本の線でケーブルを作るとケーブルが太くなってしまいます。

そこで、たくさんの本数のケーブルを3本ですむようにと考え出された技術がチャンネルリンクというものです。
これは、説明が難しいのだけれど、例えば10本のデジタル信号線を1本にしてしまう方法。
もちろん、1本になった信号は最後に元の10本に戻すことができる。

やり方は10本の信号線から同時に出てくる横1列の10個の情報を順番に縦1列(時間軸方向)に並べ1本のデジタル線にいれる。
とうぜん、1本のデジタル線は10本のデジタル線よりもスピードは10倍必要。
1本のデジタル線を通った10個のデータは出口でいったん横に並べさせられて同時に10本のケーブルに出力される。

ここで、10本の信号線のスピードを165MHz。
これをまとめた1本のデジタル線の速度が1.65GHz。
とすれば、数字はあってくるんだな。

この仮定があっているとすると、最初のデジタル線は30本。
3本のデジタル線の速度は1.65Gbps、3本足し合わせると4.95Gbps。
>最初のデジタル線は30本
これは30bitに対応していることを示している。
色深度は従来の30bit(10億色)から48bitに引き上げられ、次世代の色空間規格「xvYCC」に対応した。
この従来の30bitはこの仮定を裏付けるものですね。(ほんまかいな?)

HDMIは10倍の速度でデータを運ぶ必要がある。
そこで、ケーブルの品質もよりよい物が必要になって他の(たとえばAVケーブルなど)ケーブルよりも高価になってしまうのです。
また、高速でのデータ転送なのでLVDSといって通常の通信よりも低い電圧でデータを伝えています。
HDMIのケーブル高いもんな。

あーむつかし!

ナショナルセミコンダクタ チャンネルリンクデザインガイドより
2006/12/06 <HDMIを理解するのは難しい(その2)>
昨日の日記、私ちょっと勘違いしていました。
HDMIの受け側の液晶VEGAKDL-L32HVX
Linear PCM2ch 44.1kHz
Linear PCM2ch 48kHz
にしか対応していないのに、画面表示はLinearPCM 5.1ch 48kHz 4.6Mbpsと表示されていると。

画面表示は、PS3がBDディスクから読み取っている情報であって、PS3からHDMI経由で流しているデータではないんですよ。
ここを勘違いしていました。
良く考えたらHDMIに流れている情報だったら、映像情報は20Mbps程度じゃないですよ。
MPEGの圧縮動画像ですからDISKに入っているデータ量と、HDMIへ流すデータ量が異なるんですね。

HDMIへ1080Pのデータを流したときのデータ量を計算して見ましょう。
あっているか非常に不安ですが。
水平画素数x走査線(垂直画素数)x秒あたりの画面数x色の深さ(8bit)x色数(3色) 単位は bit/sec
1920x1080x60x8x3=3Gbps
実際は水平、垂直ともにブランキング(情報が入っていないけど折り返しに必要な時間)が入るのでもう少し数字が大きくなると思われます。

音声の必要転送レートはPCM5.1が5Mbps、映像の必要転送レートは1080pだと3Gbps。
この場合、ほとんどが映像データですね。

でも、音声でもチャンネル数が増えたり、サンプリング周波数があがってくると転送レートは大きくなります。
PS3での最高の音声は7.1ch192kHzです。
ここで問題です。
48kHz5.1chと比較すると7.1ch192kHzの転送レートはこれの何倍になるでしょうか?

答え
チャンネル数で8/6倍
サンプリング周波数で192/48倍
合計 5.3倍、レートでは24Mbpsです。

さらに問題。
480Pの場合、データレートはどのくらい?

答え。
水平画素数x走査線(垂直画素数)x秒あたりの画面数x色の深さ(8bit)x色数(3色) 単位は bit/sec
720x480x60x8x3=500Mbps(実際はブランキングが必要なので1割程度アップします)

480Pは1080Pの6分の1ですね。

それでは、HDMI1.3のお話に入りましょう。
HDMI1.3に関してネットで調べると
HDMI 1.3は、転送速度をこれまでの165MHz(4.95Gbps)から340MHz(10.2Gbps)に高速化し、約2倍以上の情報量の転送を可能にしたディスプレイ/オーディオ統合インターフェイス
最大解像度が向上し、1080p(WUXGA)から1440p(WQXGA)に引き上げられたほか、リフレッシュレートも120Hzまでをサポート。色深度は従来の30bit(10億色)から48bitに引き上げられ、次世代の色空間規格「xvYCC」に対応した。

とあります。

さて、先ほどの計算で1080Pは3Gbpsであることがわかりました。
ですから従来の4.95Gbps内に入るために1080pはHDMI1.2でOKと考えて良いと思います。
1440pは転送レートは
2560x1440x60x8x3=5.3Gbps これは4.95Gbpsより大きいのでHDMI1.2では無理ということです。
さらに120Hzまで引き上げるということで60Hzの2倍になります。
ですから計算上は1440pの120HzはHDMI1.3でも無理です。
1080pの120Hzだと6GbpsなのでHDMI1.3でOK。
さらに色深度を48bitに引き上げですから(これまでの計算は8x3の24bitで計算しています)2倍。
よって1080pの120Hz48bitはHDMI1.3でも無理です。

ですからこの記事はどう受け取ったらいいかというと
HDMI1.3だと
1080P 120Hz 24bit(30bit) OK
1080P 60Hz 48bit OK
1440P 60Hz 24bit OK
と、1080Pに対し周波数、色深度、解像度のうちどれかを2倍にしても大丈夫な転送速度の規格(HDMI1.3)を作ったよということになります。
欲張っちゃーだめよということです。
また、音声は映像に対して転送レートは小さく、HDMI1.2でも全然問題なく転送できます。
ですから、AVアンプがHDMI1.3に対応していなくても音の再生だけに関してならまったく問題ないはずです。
問題があるとすれば、AVアンプをHDMIのスイッチャーとして使う場合でしょう。
送り側がHDMI1.3で受け取り側HDMI1.3の場合、データの転送レートでAVアンプが正確にデータの受け渡しができなくなる可能性がありますね。
私個人的には、AVアンプは
1:HDMI経由のマルチチャンネルのリニア音声を再生するのが主目的
2:HDMI1.3のプロジェクタを持っていないし、購入予定もない
ということで安心してHDMI1.2のTA-DA3200ESを購入できます。

さあ、次回ですが、実は上の記事の中で165MHz(4.95Gbps)とある165MHzが何の数字なのかがわからないんです。
ちょっと調べてみます。
ということで、多分次回はHDMIのデータの送り方についてということになると思います。
今日はここまで。


<PS3システムソフトウェアバージョン1.30>
きましたね。

DVDの再生の際、アナログコンポーネントは480Pのままでした。
アップコンバートはしてくれないですね。

アナログコンポーネントの解像度設定の際、これまでは1080P,720P,1080i、480Pが選べたのに、最高解像度を勝手に選ぶ仕様になってしまったみたいです。
ですから、720Pを選びたいときは1080P動作OKのチェックをはずさにゃならぬ。
ちょっと手間になったね。
2006/12/05 <HDMIを理解するのは難しい(その1)>

今日の内容は難しいです。
HDMIを理解しようと色々調べましたが、すっきりしません。
でも、これからもおうちで映画を楽しんでいくためには、HDMIは避けては通れない素材です。
なんとなく解かったつもりになるために、数字を使った計算を多用していきます。
計算で数字があっているとなんとなく安心してしまいます。

まずは、なぜすっきりしないのかをはっきりさせましょう。
・HDMIはいくつかのバージョンがあるがそれぞれ何ができて何ができないのか。
・HDMI付きのAVアンプを選択する際にHDMI1.3を待つべきなのかどうか。
もっと具体的に言うと、PS3と組み合わせるAVアンプとしてHDMI1.3非搭載のTA-DA3200ESはベストの選択なのか?
ということです。


2006/12/01の日記で、輸入版BD「HOUSE OF FLYING DAGGERS」、の音声がすごいことを書きました。
結局この良い音の原因は
1:CHINESE PCM5.1(UNCOMPRESSED)。
2:音声をHDMIで転送したこと。
3:液晶VEGAKDL-L32HVXで音声をD/Aしたこと。
だと思います。
(3:の液晶VEGAKDL-L32HVXの音声ですが、これが結構いいんです。)

じゃあ、HDMIだと何が良いのかと言うとつまるところPCM5.1の音声を聞けると言うことになると思います。
PCM5.1の音声を聞くほうほうは2通り。(他にあったら御免)
1:BDプレーヤーでD/A(デジタルからアナログへの変換)する方法。
(具体的方法)BDプレーヤーの5.1chの音声出力端子とAVアンプの外部5.1ch入力端子を6本のRCAコードで接続する。
該当機種、つまり5.1chアナログの音声出力端子を持ったレコーダー、プレーヤー(PS3)はPanasonic BW200、BR100。
海外分ではこのBDP-S1が該当する。



2:HDMI経由のデジタル音声をAVアンプでD/Aする方法。
(具体的方法)BDプレーヤーのHDMI端子とAVアンプのHDMI入力端子をHDMIコードで接続する。

ここらあたりは黎明期のDVDプレーヤでの5.1ch再生環境と似ていますね。
当時はDDをデコードできるAVアンプが普及していなかったために、5.1ch入力へ入れていましたね。
DDが普及してもAVアンプは新規格のために外部5.1ch入力を用意しています。
HDMIでのデジタル音声をデコードできるAVアンプがなくても、プレーヤー側で5.1chのアナログ出力が出せれば、AVアンプの外部5.1ch入力へ入れてやればOKです。

DVDプレーヤーに5.1chのアナログ音声端子がなくても、光(同軸)デジタル音声端子があれば問題ありませんでした。
ところが、PCM5.1の場合光(同軸)デジタル音声端子では送れません。
非圧縮5.1chのためサイズが大きく、光(同軸)では転送レートが不足し間に合わないためです。

じゃあ、PCM5.1の転送レートはどのくらいなのでしょうか?
この場合、転送レートとして参考になるのがDVDの転送レートです。
普通の映画のDVDで音声、映像込みで4−10Mbps(bit per sec :単位時間(秒)当たりの転送ビット数です。
転送レートのグラフの参考例です(映画「ビッグ・フィッシュ」)。


ここで、bit(ビット)と言う言葉が出てきましたが、デジタルの最小単位、大きさは0か1のどちらかです。
これが8個集まるとバイトという単位を用いることがあります。
1バイト=8ビット です。
バイトもビットもBから始まるのでややこしい。
パソコンの世界で、フロッピィディスクやハードディスクの容量をあらわしているのがバイトです。
160Gのハードディスクと言えば160G(ギガ)の単位はバイトです。
ビットを使わずにすべてバイトで表現できます。
でも、大きい数字を使って消費者にインパクトを与えようとしていますので、場合によってはビットを使うことがあります。

ここで、CDの転送レートを計算してみましょう。
CDは44.1kHz,16bit,2chです。
よって44100x16x2=1141200bit/sec=1.14Mbps(bpsはbit per secの略)

さあ、それでは本題のPCM5.1の転送レートを計算して見ましょう。
サンプリング周波数(時間軸に等間隔で分割しデジタル化する単位時間の分割数で大きいほど細かく分割することになり音はよくなる方向)は48kHz,16bit,5.1chは6chで計算してみましょう。
48000x16x6=4608000bit/sec=4.61Mbpsと言うことになります。
答え合わせをして見ましょう。
したの写真の右上を見てください。
LinearPCM 5.1ch 48kHz 4.6Mbps
とありますね。4.6Mbps正解ではないでしょうか?

この音声の転送レート、DVDの転送レートレベルです。
つまり非圧縮のマルチチャンネル音声と圧縮動画と転送速度が同じなんですよ。

ここで、ちょっと気になる点がひとつ。
下の画像は液晶VEGAKDL-L32HVXとPS3をHDMIで接続し、PS3はHDMI経由で接続されている出力機、液晶VEGAKDL-L32HVX
の素性(映像、音声のデバイス情報)を知っているはずです。
少なくとも、わたしはHDMIの設定は自動にしましたからネゴはしているはずです。
ですからHDMI経由で再生できる音声は2ch(つまりマルチチャンネルは不可)であることを知っているはずなのです。
にもかかわらず、この画面ではLinearPCM 5.1ch 48kHz 4.6Mbpsと表示されています。
受け側が2chなので2ch分しか転送しないのかと思っていましたがすべて転送しているようにみえます。
これは重要なことと思います。(全チャンネル送っているような表示だけで、じつは2ch分しか送っていない可能性もあります)

あと、画像ですが、下の写真ではMPEG-2 15.9Mbpsとありますが、この数字はパラパラ変化します。(4.6Mbpsは固定しています)
HDMIはD−DVIと同じなので、圧縮したまま転送しているのではありません。
パネルの画素単位で送っているはずです。
(つづく)
2006/12/03 <PS3、デジカメ写真のスライドショー使えます>

PS3のUSBでは各種メディアのを読み込むカードリーダーが使えます。
デジカメデータの入ったメディアをPS3に読み込ませスライドショーを使ってみました。
まず、画像(サムネイル)の表示の速さに驚きます。
PCより早いかも知れません。
ちなみに、PanasonicのTVに付いているSDカードの表示機能を使ったことがありますが、表示が遅くてストレスがたまるだけで使い物になりませんでした。

スライドショーにはノーマル・スライド・ポートレート・フォトアルバムの4つのスタイルがあります。
特に面白いのが、ポートレートとフォトアルバム。


ポートレートは写真を一定倍率で表示するのではなく、1コマの表示中にズームアウト、ズームインを行います。
しかも写真の中でズームインする場所は適当ではなく映っている人物の顔を狙ってくるのです。
顔認識やってるんですね。これはすごいです。
動画を見ているような錯覚に襲われます。
ポートレートは使えます。

フォトアルバムは下の写真のように、プリントした写真を並べていってくれます。
日付、時刻なども切り替わるたびに表示され日曜日にあたる日付の場合も字色を赤にするなどの凝り様です。
また、プリント写真には通常のプリントに加えポラロイド写真も時々混ぜてきます。
また、ありもしないネガフィルムを表示していくのです。
このフォトアルバム機能も使えます。
2006/12/02 <デジカメプリント、ファミマで受け取り18円>

デジカメプリントはフジカラーネットサービスで注文していました。
これは、自宅から写真データを送り、最寄のフジカラーのお店で受け取ると言うもの。
困った点は、
1:最寄のお店は歩いていけるところにない。
2:受け取るお店によって価格が異なる点。

価格はお店を選んだ後に表示されるので、安い店を探すのに、結構時間がかかります。
価格で安い順にソートしてくれればうれしいのですが、フランチャイズを安い順に並べることはさせてくれません。

さて今回紹介するのは、最近店頭で増えてきたデジカメプリント18円の看板。
しかも、お店としては写真やさんではなく、コンビニ、スーパーや文房具店、雑貨店など多種多様です。
注文の仕方は、お店へ持ち込みでも良いし、自宅からネットを使ってもOKです。
要するに、近所を歩いていて18円の看板かファミマがあればそこで写真を受け取ることができるわけです。
めっちゃ便利です。



急に、このようなデジカメのチェーン店ができたわけではありません。
URLはhttp://jumbo.co.jp/
そうです。ジャンボチェーンです。
フィルム現像からプリントまでDPEチェーンの最大手です。
デジタル化完了したようですね。
2006/12/01 <日本橋散策>
ローカルネタで申し訳ない。

金曜日の会社帰りは、日本橋。
毎週は無理ですね。
目的は、DVDやこいつの価格調べ。

シマムセン2Fで展示してありました。
しかもご丁寧にDM掲載商品と表示。
はがきと一緒で79800円の9に×しるし。
WEBでは74、277円。
店頭価格はいくらかいなと行って来ました。

まあ、普通なら店頭ですからWEBより安い73,800円を期待していました。
でも、過去の実績から言うとここの店員さんはWEB価格を知らない振りをします。
えーーーー!とわざと驚き、調べに奥へ引っ込みます。
で、結局WEBと一緒の価格。
カード決済は5%上乗せ、こんなところです。
ちょっとごねて端数をきってくれる程度。
ところが、行ったときは運が悪く店員さんはお客さんの対応で手一杯。
ま、買いに行ったわけではないのでまた挑戦してみます。

シマムセンを後にしてジョーシンDISKPIEAへ行きました。
DVDを2,3枚買い、レジで「割引券お持ちですか?」と店員さん。
悔しいですね,こう言われたとき。

でも、優しい店員さんは割引券をくれました。
それがこれ。

200円割引券は2000円以上買い物のとき使えます。
半年毎にこのサービスやっていますね。

ポイントは別に10%つきますからこの200円割引結構大きいです。
すでに割引済みのDVDはポイント対象外が多いですから注意が必要です。
もちろん、この場合でも200円割引はしてくれます。
例えば、DVD「カーズ」。
これは店頭価格2780円。
ポイントは無しです。
これに200円割引で2580円。
結構安くなります。

で、この割引券はどうやったらもらえるのかと言うと、2000円以上購入したときにもらえます。
ただで配っているマクドなどの割引券とは違います。
ですから、店員さんの「割引券お持ちですか?」という接客は正しかったわけです。
まずは割引券発光期間中に2000円以上のお買い物で割引券をゲット。
その後の買い物で割引券をつかえる。
と言うことになります。
詳しくはこれを見てくださいね。


<輸入版BD「HOUSE OF FLYING DAGGERS」、リニアPCM音声すげー>



日本橋で買ってきました。
PS3で再生するためのBDソフト。
輸入版「HOUSE OF FLYING DAGGERS」
日本では「LOVERS」と言うタイトルでした。
原題と全然違う邦題ですね。
原題は「飛ぶ剣の館」でしょうか。
「LOVERS」はちょっと甘い感じですね。

上のパッケージの裏面にAUDIO欄があります。
拡大写真を載せました。
今日の話題は
一番上のCHINESE PCM 5.1(UNCOMPRESSED)
これです。

下の写真はPS3で情報を表示させたところです。
右上にLinear PCM 5.1ch 48kHz 4.6Mbpsとあります。
Linear PCM 5.1ch、BDにはこんなのがあるんですね。
知らんかった。
しかも、4.6Mbps、これ音声の転送レートでしょうか?
通常のDVDだと映像を送る転送レートですね。
映像は15.9Mbps、確かハイビジョン放送は音声込み込みで15〜23Mbpsくらいですね。

このPCM音声がすごいんです。
それが、DTSとDDとの違いなんてものではありません。
もう、はっきりとどのシーンでも音の違いがわかります。

今回の視聴した音声というのは、液晶VEGAKDL-L32HVXから出てくる音声です。
配線はPS3と液晶VEGAKDL-L32HVXをHDMIケーブルで繋いだだけ。
これだけです。
ですから5.1chではありません。
多分、リニア5.1chからのダウンミックス2chなんでしょう。
なぜ、音が良いのかわかりません。
HDMIがいいのか、HDMIを受けた液晶VEGAKDL-L32HVXがいいのか、はたまた・・・いやー全然わかりません。

これで5.1chを聞くには結局これがいるのでしょうか?
これでも聞けないのでしょうか?
良くわかりません。


PS3では、BD再生時リモコンで音声切り替えができます。
切り替えて聞きましたが、圧倒的な差でびっくりびっくりです。
例えば「仙人指路(せんにんしろ)」のシーンがあります。
この場面は太鼓の音がいっぱい収録されているのですが、たとえて言うとDD音声だと「ドン」でおわりですが、リニアPCMは「ドン」の後に、うぉうぉうぉうと余韻がすごく残るんです。
太鼓による空気の低い周波数の振動が感じられるのです。

「LOVERS」に関しては2005/03/17の日記に書いてあります。
是非、見てやってください。
この映画、音声が大きな要素なのです。
初めて買ったPS3用のソフトですが、リニアPCM音声はすごいです。
今度ソフトを買うときは、リニアPCM音声が入っているかどうかも購入の判断基準になりそうです。
PS3すごいですね。


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